でも、その寒さがもたらしてくれる恩恵もあるんです。
寒くて適度に風があり晴れた夜空はすっきりとして星がたくさん見られるんです。
1/17は月が今年最北を通る日で今見えるお月様も南中時には頭の上の方です。
そして、天体ソフトによると月が南中する21時37分頃はオリオン座の頭の位置ぐらいに見えるというので、それならば天体観測だ!と出かけました。
まずは澄んだ夜空にひときわ輝く小望月のお月様です。
SONY α55+SIGMA 18-200mm F3.5-6.3DC (トリミング)
1/1000秒 F6.3 -1EV ISO400 (1月17日 21:33撮影) 月齢13.1
そしてこのお月様と冬の星座たちです。
月の南中時刻の南の空です。
オリオン座がしっかりと立って、その頭(ちょっと上すぎますけど)にお月様があります。
全天で一番明るいおおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、オリオン座のベテルギウスを結ぶ冬の大三角もよく見えました。
下の写真をクリックすると星の名前入りの大きな写真が見られます。
SONY α55+SONY DT16-105 F3.5-5.6
マルチショットノイズリダクション
0.6秒 F3.5 ±0EV ISO3200 (1月17日 21:38撮影)
ここから見上げてお月様を中心に夜空を撮影してみました。
ぎょしゃ座のカペラとメンカリナン、双子座のカストル・ポルックスとアルヘナ、ペルセウス座のアルゴル、おうし座のアルデバランとエルナト、オリオン座のベテルギウスとベラトリクス、こいぬ座のプロキオン、そして名前はわかりませんけどその他にもたくさんの星たちが見えました。月がなければもっと見えるのでしょうが、月があってこその私の写真です。
下の写真をクリックすると星の名前入りの大きな写真が見られます。
SONY α55+SONY DT16-105 F3.5-5.6
マルチショットノイズリダクション
0.6秒 F3.5 ±0EV ISO3200 (1月17日 21:39撮影)
真南の空を見上げましたけど、お次は真北の空。
北極星を中心にカシオペア座と北斗七星です。
この時間、北斗七星のアルカイドが建物の影で未完成です。もうちょっと待つか位置をずらせば見えたんでしょうね。撮影したときはそこまで確認できなかったんですよ。
ケフェウス座のアルデミラン、北極星から続くこぐま座のコカブも見えました。
下の写真をクリックすると星の名前入りの大きな写真が見られます。
SONY α55+SONY DT16-105 F3.5-5.6
手持ち夜景モード
1/4秒 F3.5 ±0EV ISO6400 (1月17日 21:44撮影)
17日に撮り忘れたものがひとつだけ。それは冬の大三角よりも大きく広がる冬のダイヤモンド。真ん中に輝く十五夜お月様です。
18日の22時過ぎに撮影してきました。撮って出しです。
下の写真をクリックすると星の名前入りの大きな写真が見られます。
SONY α55+SONY DT16-105 F3.5-5.6
マルチショットノイズリダクション
1/2秒 F3.5 ±0EV ISO3200 (1月18日 22:26撮影)
「寒空に 夢を描いて 星めぐり」
この夜ではありませんけど、1/8の夜にはしぶんぎ座流星群の名残も見ましたよ。
東京都内だってたくさんの星が肉眼でも見られるんです。
東京の皆さん、諦めてはいけません。夜空に思いを馳せて眺めましょう。
でも、寒いので防寒をしっかりしてくださいね。
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