引越のお知らせ
サーバー容量がいっぱいになったため移転しました。
ここには私のブログの更新情報のみ掲載いたしますので参考にしてください。

新たなブログのタイトルは

「心象スケッチ(新) 第2集」

URLはほとんど変わらず
http://tuiterune-sketch2.seesaa.net/tuiterune-sketch2と2が加わっただけ。
そして外観もほとんど変わりません。
これまで同様のご愛顧よろしくお願い致します。

2011年01月18日

冬の星座とお月様

猛暑の反動か、とても寒い冬が続いています。
でも、その寒さがもたらしてくれる恩恵もあるんです。
寒くて適度に風があり晴れた夜空はすっきりとして星がたくさん見られるんです。

1/17は月が今年最北を通る日で今見えるお月様も南中時には頭の上の方です。
そして、天体ソフトによると月が南中する21時37分頃はオリオン座の頭の位置ぐらいに見えるというので、それならば天体観測だ!と出かけました。

まずは澄んだ夜空にひときわ輝く小望月のお月様です。
55DSC20446.JPG

SONY α55+SIGMA 18-200mm F3.5-6.3DC (トリミング)
1/1000秒 F6.3 -1EV ISO400 (1月17日 21:33撮影)  月齢13.1

そしてこのお月様と冬の星座たちです。
月の南中時刻の南の空です。
オリオン座がしっかりと立って、その頭(ちょっと上すぎますけど)にお月様があります。
全天で一番明るいおおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、オリオン座のベテルギウスを結ぶ冬の大三角もよく見えました。
下の写真をクリックすると星の名前入りの大きな写真が見られます。
冬の星座と小望月

SONY α55+SONY DT16-105 F3.5-5.6
マルチショットノイズリダクション
0.6秒 F3.5 ±0EV ISO3200 (1月17日 21:38撮影)

ここから見上げてお月様を中心に夜空を撮影してみました。
ぎょしゃ座のカペラとメンカリナン、双子座のカストル・ポルックスとアルヘナ、ペルセウス座のアルゴル、おうし座のアルデバランとエルナト、オリオン座のベテルギウスとベラトリクス、こいぬ座のプロキオン、そして名前はわかりませんけどその他にもたくさんの星たちが見えました。月がなければもっと見えるのでしょうが、月があってこその私の写真です。
下の写真をクリックすると星の名前入りの大きな写真が見られます。
月を中心に

SONY α55+SONY DT16-105 F3.5-5.6
マルチショットノイズリダクション
0.6秒 F3.5 ±0EV ISO3200 (1月17日 21:39撮影)

真南の空を見上げましたけど、お次は真北の空。
北極星を中心にカシオペア座と北斗七星です。
この時間、北斗七星のアルカイドが建物の影で未完成です。もうちょっと待つか位置をずらせば見えたんでしょうね。撮影したときはそこまで確認できなかったんですよ。
ケフェウス座のアルデミラン、北極星から続くこぐま座のコカブも見えました。
下の写真をクリックすると星の名前入りの大きな写真が見られます。
カシオペア座と北斗七星

SONY α55+SONY DT16-105 F3.5-5.6
手持ち夜景モード
1/4秒 F3.5 ±0EV ISO6400 (1月17日 21:44撮影)

17日に撮り忘れたものがひとつだけ。それは冬の大三角よりも大きく広がる冬のダイヤモンド。真ん中に輝く十五夜お月様です。
18日の22時過ぎに撮影してきました。撮って出しです。
下の写真をクリックすると星の名前入りの大きな写真が見られます。
冬のダイヤモンドと十五夜

SONY α55+SONY DT16-105 F3.5-5.6
マルチショットノイズリダクション
1/2秒 F3.5 ±0EV ISO3200 (1月18日 22:26撮影)

「寒空に 夢を描いて 星めぐり」


この夜ではありませんけど、1/8の夜にはしぶんぎ座流星群の名残も見ましたよ。
東京都内だってたくさんの星が肉眼でも見られるんです。
東京の皆さん、諦めてはいけません。夜空に思いを馳せて眺めましょう。
でも、寒いので防寒をしっかりしてくださいね。

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posted by ブドリ at 23:20 | 東京 ☀ | Comment(4) | TrackBack(0) | 天体観測 | 更新情報をチェックする

2010年12月04日

12月の夜空

紅葉シリーズの途中ですけど、みなさんにはちょっと一息、私は寝不足の話題を一つお届けします。
毎月月初めに月の観測用に暦を掲載し始めたのはご存知ですよね。
でも、月を見るだけが楽しみじゃなくて、α55を購入して、手持ち夜景モードがかなり使えることがわかったのをきっかけにさらに夜空を見るのも楽しみの一つになってきたんです。天体観測用の参考にしてるんです。そしてついに実行したのが12/3の夜です。
12/2日の夜から雨が降り出し、日付が変わると時折ものすごい雨にかわり、夜が明けると暴風雨。午前中に雨が上がると、天気は急速に回復し、晴天に。それでも夜にかけて強風が吹き続けていました。
冬・晴れ・強風この条件が揃えば空に曇りがないということに。そしてこの夜、月の出は明け方の4:49。それならば星をみるのにはもってこいの条件じゃないか!と、12/4の夜11時に家を出て、悠真と遊ぶいつもの公園へ。思ったとおりでした。空には雲ひとつなく、いつもより星がたくさん見えていました。
まず見つけたのは東の空に上ってきた冬の代表的な星座のオリオン座。
見にくいでしょうから今回は特別大きな写真を載せてあります。クリックすると見られます。
オリオン座


オリオン座と一緒にたくさんの星をとってみました。
オリオン座の左の方には双子座のカストル(上)とポルックス(下)、オリオン座の上の見えるのがおうし座のアルデバラン、そして左斜め上にあるのがぎょしゃ座の星々だと思われます。
iPod Touchに天体観測用のソフトを入れてそれを片手に照らし合わせています。星の数が違うのでおそらく位置関係からそうと思われるものの名前を上げています。間違ってたら教えてください。
オリオン座のまわりの星たち


今度は北の空を見上げてみるとカシオペア座が見えました。そこからだどって、北極星も見つけました。左上にちょっとつぶれたM字(北極星から見たらW字)がカシオペア座、左の明るい星が北極星です。
カシオペア座と北極星


北極星の柄杓部分さらに北北東の低い位置を撮影してみるとしっかりと星が写ってました。何かわかりますか?
これ、北斗七星の柄杓の部分です。左下のマンションの近くに柄の部分の星がひとつ見えています。
この時間、ようやく見えてきた北斗七星を見つけてしまったんです。これが火をつけました。


これだけでは気分が収まらず、じっと待っているのも効率が悪い。それならばさっさと帰って寝て早起きしよう!そうすれば上ってきた細いお月様も撮影できるはず。そう思ったら、すぐに家に帰って布団の中に。
翌早朝、4時半起床。45分に家を出て、同じ公園へ。
北の空を見るとしっかりと見えました、北斗七星!
北斗七星


ちゃんと北斗七星から北極星を探し出し、一緒に撮影しました。左下の明るい星が北極星です。
北斗七星と北極星


5時もまわり、月の出が近づいてきたので東の空を見てみるとひときわ明るい星が見えました。そう、明けの明星です。調べるとその斜め上の方に土星があるとのことで見てみるとありました。金星と土星を結ぶ線の横に輝いているのがおとめ座のスピカです。
この日は金星が今年最も明るくなる日だったのでとても綺麗に見えました。
明けの明星と土星・スピカ


このまま公園でじっと待っていればそのうち月も見えてくるでしょうけど、かなり遅くなりそうなので、もうちょっと東の空が見える位置を求めて早朝散歩。あまり人に出会わないかと思ったら、そうでもないんですね。もう散歩してる人、酔っ払い、出かける人など、通りに人がいないということはない。さすが東京と改めて思いました(何年東京に住んでんだって感じですけどね)。

月と宵の明星・土星そして家から約15分歩いたところで見つけました。時間は月の出から約40分後の5:36。
月齢27.7の細い月と月の地球照、宵の明星、土星、スピカとよく見えました。


しばらくここで月を撮影して、体が冷えてきたこともあって、夜明けを待たずに家路へと。
でも徐々に明るくなってくる空に後ろ髪を思いっきり引かれて振り返って撮影しながら帰路。
ちょっと気になって見ていたら、あけてきた空に浮かぶ月近くに飛んできた、もう活動を始めたカモの群れを発見。
月とカモの群れ

やっぱりこのまま帰れない、と結局途中の歩道橋の上に陣取りもう少し撮影していました。
その模様はまた次回お届けします。
日曜日は絵本との二本立てです!

それにしてもα55の手持ち夜景モードの威力はすごい!
大きくしてきちっと見るとブレはあるものの、なんの星かを見る分には問題のないレベル。見た目以上に星が写っているから驚くばかり。
これからの冬の空には強力な見方を得ちゃいました。暖かくしてまた天体観測にチャレンジ!

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posted by ブドリ at 23:21 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | 天体観測 | 更新情報をチェックする