今回は生まれたばかりの赤ん坊と母親の物語です。
井の頭自然文化園では4頭の子ザルが生まれました。オスが2頭、メスが2頭。オスのコザルは双子ちゃんです。
母親の腕の中で仲良く一生懸命におっぱいを飲んでいる双子の子ザルです。
双子の子ザル親子とまた別のサルの親子もくつろぎ中。
別の親子がオイヌキかラップかは私にはわかりません。
ここでも一生懸命におっぱいを飲んでます。
いっぱい飲んで大きく育てよ!
気がつくとあっという間にこんなに高いところに!
ここでも双子そろってまだまだおっぱいに無我夢中。
お母さんザルはなんか幸せそう。
お母さんが歩いても、登っても、おっぱいに吸い付いたらお腹いっぱいになるまで離れるもんか!
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高いところから下りてきたってまだまだ離れないぞ〜
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でも、しばらくすると満足して、1頭の子ザルが遊びに出てきました。そしてお次にもう1頭の子ザルも離れて、満腹満腹!
私がおっぱいを飲んでいるところをみつけてからでも20分以上飲んでましたけど、おそらくもっと長い時間飲んでいたと思います。あの小さな体の中にタップリとたまったことでしょうね(^^)
お母さんザルは2頭に飲ませて身軽になったんでしょうかね。
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サルに双子が生まれるのは非常に珍しいこと。このゴブゴブが双子を生んだのは初めてのことらしい。無事に育つか心配されていたが、なんとか無事に4か月。
普通に見ると、お母さんザルは優しい目で子を見守り、スクスクと成長してくれることを願っているのでしょうね。
でも、サル山でオスとして生まれたこと、これはボス猿への争いを宿命付けられたということです。普通なら一頭でしょうから、無事に生き抜いてくれとただ一頭を思えばいいのに、ゴブゴブの子は双子のオス。いずれ兄弟で争わなければならない時が来るでしょう。それを知っているのか知らないのか。双子の子をどんな思いで育てているのでしょうね。
でも、双子って小さく生まれてくるので自然界では両方共が生き長らえるのは難しいわけだし、複雑ですよね。
自然の厳しさを人間よりも知っているのでしょうから、割り切れるところもあるのでしょうか。
兎にも角にも子が親離れをするまでは深い愛情でつながっていることだけは確かです。
(参考)今回の写真はα100で撮影したものです。
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