引越のお知らせ
サーバー容量がいっぱいになったため移転しました。
ここには私のブログの更新情報のみ掲載いたしますので参考にしてください。

新たなブログのタイトルは

「心象スケッチ(新) 第2集」

URLはほとんど変わらず
http://tuiterune-sketch2.seesaa.net/tuiterune-sketch2と2が加わっただけ。
そして外観もほとんど変わりません。
これまで同様のご愛顧よろしくお願い致します。

2011年03月07日

紅白の梅・浜離宮庭園

今回は浜離宮庭園の梅をお届けします。

浜離宮庭園では紅梅、白梅とも咲き始めていました。そのなかでも人目を引いたのがこの梅の木。
「なんだ、白梅と紅梅じゃん」なんて見た目には思いますよね。
でもよく見ると一本の木から紅梅と白梅が咲いているんです。
紅白咲く梅


梅・思いのままこれは変り咲きの紅白梅。
1本の木に白梅と紅梅が咲いたり、一つの花で紅白が混ざったりする梅の木です。
品種だと「思いのまま」や「輪違い(りんちがい)」というのがありますが、浜離宮庭園の梅は「思いのまま」ではないかと思います。


枝違いに咲く紅白梅こんな風に違う枝に咲く場合もあれば・・・


背中合わせに咲くこんな風に背中合わせで咲く場合もあります。


紅白混ざり合いそして、一つの花に紅白混ざっているものもあるんです。


絞り咲きの梅さらには白梅に見えるかもしれませんけど、よくみると白い花びらに紅い模様が。これは絞り咲き。


紅白咲き乱れるなかにはこんな風に枝ごとに違うと思えば混じった花も咲くデラックスな枝もあります。


そしてまさにこれが正真正銘の紅一点!
紅一点の梅の花


不思議ですよね。普通植物は遺伝子によって花の形や色が決まっているのに、枝違いだったり、隣り合わせだったり、花びらごとに色が違っていたり、絞り咲きだったりするんですよ。
来年も同じような場所が同じように咲くわけじゃなく、どこがどう咲くかわからないんです。
これが接ぎ木の木であれば枝ごとに色を変えるということは可能なのですが、これは元来がこういう木なんです。いったいどうしてこんなふうに花が咲くんでしょうね。
まさに梅の木の「思いのまま」です。
決して人間の「思いのまま」にはなりません。

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2011年03月05日

菜の花・浜離宮庭園

前回、予告したとおり今回は浜離宮庭園の菜の花をお届けいたします。

汐留ビルの足元に浜離宮庭園の菜の花畑は広がっています。
例年のように数万本の菜の花の絨毯が見頃を迎えています。
こんなトコロが東京都、しかも銀座のすぐ近くにあるんですよ!
浜離宮庭園・菜の花


菜の花のそばで女の子がシャボン玉を飛ばしていました。
もうちょっと大きくふくらませて〜なんて祈っちゃいました!
シャボン玉


高層ビルに挟まれた東京タワーも菜の花をのぞいているのでしょうか。そんな菜の花の右にも左にも梅の花が咲いています。
カーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。


まあるくなった梅の木があっちでこっちで菜の花を彩っていました。
カーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。


青空に菜の花日が照って暖かくなった昼下がり。
飛行機雲がのびるきれいな青空の下。
菜の花が広がる。
空からも足元からも春の息吹。


静かそうに見える菜の花畑。でも、その一角で賑やかな声が!
野鳥が騒いでるぞ、とよく見れば、案の定ヒヨドリ達が騒いでいました。
カーソルを乗せてご覧ください。


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2011年03月03日

足元に咲く春の花

三寒四温というよりも一寒一暖というような寒暖の差が大きな昨今。
着実に季節は春へと歩を進めています。
そんな春の足音が足元に聞こえ始めました。

今回は浜離宮庭園からお届けします。

散るカンツバキカンツバキが散り落ち冬の終わりを感じさせると、落ちた花を飾るかのように、小さな青い花が咲き始めていました。


カンツバキを彩る


落ちたカンツバキを青い花、それはオオイヌノフグリでした。
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)なんてかわいそうな名前をつけられていますけど、直径1cmほどのとても可愛い小さな花です。
カーソルを乗せてご覧ください。


ちょっとさがすと、春を告げるタンポポが、一輪、二輪と咲いていました。
まだちょっと寒いので首をすくめてますけどね。
カーソルを乗せてご覧ください。


よくみるとオオイヌノフグリと一緒に福笑いを楽しんでいたんですね。
オオイヌノフグリとタンポポの福笑い


さらにオオイヌノフグリのそばではホトケノザ(仏の座)も咲き始めていました。
カーソルを乗せてご覧ください。


足元ばかりを見ていたら浜離宮庭園で花盛りの菜の花にも遭遇!
今年も見事に咲いてます。
浜離宮庭園の満開の菜の花


この菜の花の足元にもオオイヌノフグリやホトケノザは咲いていましたよ。
われ先にと争うことなく、みんなそれぞれの個性を発揮して、咲くべき場所でしっかりとっ咲いています。
カーソルを乗せてご覧ください。



「仏の座 座り続けて 高いびき」


菜の花については次回お届けします。

浜離宮恩賜庭園
東京都中央区浜離宮庭園1-1


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2010年05月13日

シバザクラのパッチワーク

昭和記念公園の花めぐり、今回はシバザクラです。

それほど大きな場所ではありませんでしたが見事なパッチワークを描いていましたよ。
マウスオンでどうぞ。


さらにマウスオンでどうぞ。


ちいさな花が集まって見事にカーペットになってますよね。
マウスオンでどうぞ。


シバザクラの名前の由来は芝のように茎がほふくし、桜のような花を咲かせるところに由来します。こんな花ですよ。
芝桜の花


よく花の写真は見かけますけど、花が咲く前って見ませんよね。そう思って撮影してきました。つぼみの状態は↓
朝顔のように螺旋状になってるんですよ。ストロベリーソフトのようですよね。
芝桜のつぼみ.JPG


地を這うような芝桜なら私も地を這うように芝桜を撮影。といっても通路ですから迷惑にならないようにしゃがみ込んがだけですよ。
一つひとつの花は一生懸命に上を向いて生きてるんですよ。
マウスオンでどうぞ。


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2010年05月11日

踊るチューリップ

前回に続いて昭和記念公園のチューリップです。
今回は状態の良かった花をお届けします。

池の畔に咲く黄色の「ハミルトン」
花びらの縁がひらひらのフリンジ咲きです。
軽快なリズムに合わせてツイストを踊ってるのでしょうね。


こちらは白地に赤の刷毛目が入る百合咲きのチューリップ「マリリン」です。マリリン・モンローから名前をとったんでしょうか。おどらずにモンローウォークをしてますよ。
チューリップ・マリリン


こちらは薄いサーモンピンク系の、上品な雰囲気の百合咲きチューリップ「楊貴妃」。二胡の音をゆったりと聞いているようです。
チューリップ・楊貴妃


「キャサリンマリアテレサ」
花びらがクリーム色からアプリコットカラーに変化する。「2008年チューリップ・オブ・ザ・イヤー」受賞品種。
優しい色合いがたくさんの人を癒してくれているのでしょう。
キャサリンマリアテレサ


ちょっと美味しそうな名前のチューリップの登場です。その名も「アイスクリーム」。
ヨダレ垂らさないで下さいね。
花色が上下で紫と白の二段に分かれ、花弁の重ねの多い花です。
マウスオンでどうぞ。


こちらは世界中で人気のキャラクターの名前のチューリップ「ミッキーマウス」です。
赤と黄色の模様がユニークな2色チューリップ。
ミッキーマウス・マーチに乗って行進してますよ。
チューリップ・ミッキーマウス


珍しい黒いチューリップ「ポールシーラー」はタンゴを踊っているようでした。マウスオンでどうぞ。


木漏れ日に照らされ情熱的なフラメンコを踊るピンク色のチューリップは「バルセロナ」
マウスオンでどうぞ。


木漏れ日のスポットライトを浴びてすらっとしたラインの「バレリーナ」達が軽やかに踊っています。
チューリップ・バレリーナ


純白のドレスを纏って優雅にワルツを踊る「ホワイトトライアンファター」
チューリップ・ホワイトトライアンファター


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2010年05月10日

カラフルなチューリップ

ゴールデンウイークは終りましたけど、ゴールデンウイークに撮影した写真を順番にお伝えします。

まずは4/29に出かけた昭和記念公園のチューリップです。
ただ、花一つ一つをよく見ると多くの花でピークが過ぎて、散り始めと微妙な感じでした。というわけで、ちょっと引いて色とりどりのチューリップをお届けします。

紫色のムスカリと綺麗に組み合わされたチューリップです。
マウスオンでどうぞ


花の形も色合いも様々なチューリップが列をなして行進中!
マウスオン→クリックでどうぞ。


こちらはピンク、紫、赤のチューリップが並んでいます。
マウスオン→クリックでどうぞ。
ちょっとずつ何かが違いますがわかりますか?


真っ黒なチューリップもありましたよ!
黒いチューリップ


昭和記念公園のチューリップの多くは水辺のまわりの木立の下に植えられているので、時間を選ばないとまぶしい日差しを受けている姿をとらえられません。そんなタイミングを上手くとらえられると、輝くチューリップに出会えますよ。マウスオンでどうぞ。


チューリップに負けずに池もキラキラ。
池も輝く


「咲き誇り 色比べおる チューリップ」


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2010年03月26日

カタクリの花

カタクリの花が見頃ということで3/21(日)に、目黒にある自然教育園に撮影に行ってきました。

スプリング・エフェメラル(春のはかない命)の代表格、カタクリはいつ見てもイイハナです。

カタクリ(片栗) ユリ科   種子が地中に入ってから平均8年目でようやく2枚の葉を出して開花する実に息の長い花。昔は、球根から片栗粉(かたくりこ)を採っていました。
自然教育園にはちょっとした群生があります。マウスオン→クリックでどうぞ。


カタクリの花はなぜか二輪隣り合うモノが多いんですよね。不思議。
花言葉は「嫉妬、初恋、さびしさに耐える」。二輪並んでないとダメなのかもしれませんね。マウスオンでどうぞ。


カタクリの花は曇の日の時は開きが悪いので、晴れた時が一番!この日は風が強かったもののよく晴れていたので、カタクリの花は綺麗に開き、木漏れ日を浴びて綺麗でした。
木漏れ日のカタクリの花


木漏れ日に透けるカタクリの花。わずかな春のひとときを全身で謳歌していました
マウスオン→クリックでどうぞ。


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2010年03月25日

アブラチャンとヤマガラ

ちょっと前になりますが、毎年お届けしようと思っていて、すぐ後に咲き出すサクラに押されて登場する機会を得られなかった花「アブラチャン」をお届けします。

アブラチャン(油瀝青)
本州、四国、九州などに分布する雌雄異株の落葉低木で、3〜4月に葉に先立って緑がかった黄色の花をたくさん咲かせます。クスノキ科なので、葉や枝はよい香りがします。
アブラチャンという名前は、実から油がとれることから来ています。樹皮にも油が多く、燃えやすい木だそうです。“チャン”は瀝青(コールタール・アスファルト)のこと。
マウスオンでどうぞ。


これでは花が全然わかりませんよね。
小さい花なので思いっきりアップで撮影しました。マウスオン→クリックでどうぞ。


このアブラチャンを撮影していたら、枝にお客さんがやってきました。
撮影したときはなんの鳥かわからなかったのですが、調べた結果おそらくヤマガラだろうと思われます。
ヤマガラ


左顔を見せて、頭の模様を見せて、側面まで見せてくれました。
マウスオン→クリックでどうぞ。


背中も見せてくれたと思ったら、飛んでいっちゃいました。
ヤマガラの後ろ姿


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2010年03月17日

ハチジョウキブシ

昨日の予告、正解はわかりましたか?
ハチジョウキブシ正解はこれ!
キブシ(木五倍子)の中のハチジョウキブシという木です。
新宿御苑にはたしか1本だけ植えられていて、白木蓮とは芝生を挟んで反対側にあります。


キブシより大型の花序や葉を持ったキブシ科キブシ属の落葉低木です。 葉より先に、黄色い小さな紡錘形の四弁花を多数の花序を枝垂れさせます。こんなふうに枝の先に葉っぱ、枝の途中から数珠のように繋がった花が垂れ下がって咲きます。
マウスオンでどうぞ


ちょっと遠目に見ると垂れ下がった花が、ブドウのようにも見えますが、雨が降っているかのようにも見えませんか?
マウスオンでどうぞ。


雨が降っているかのように見えるキブシでも青空に見上げてみると春を手招きしているように見えちゃうから不思議ですね。
マウスオンでどうぞ。


「春の夢 数珠つなぎで 咲き誇り」

「五倍子の 夢見りゃきっと 五倍なり」


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2010年03月16日

ハクモクレン:新宿御苑

先週までの飛び石掲載から打って変わって今週は次々と咲き出した春の花のリレー、命のリレーをお届けします。
まずトップバッターは、新宿御苑の白木蓮の大木です。

昨年(開いたハクモクレン)は今頃咲き始めだったのに、今年はもう満開と1週間ぐらい早く進んでいます。

ハクモクレンの大木新宿御苑の新宿門を入るとすぐ近くにあるのが白木蓮の大木。お目当てはみんな同じ。みんな思い思いに写真を撮ってました。


天まで続く白木蓮見上げると天まで続くようにハクモクレンの花がたくさん咲き誇っていました。これだけ咲くと香りもたまりませんよ〜。でも、この日は風も強かったので程よい感じで香ってました。


青空に吸い込まれるように、沢山の花が咲いていましたよ。
マウスオンでどうぞ。


柱頭の雌しべが先に熟して活動するメシベ期、そのまわりのオシベが後から熟して開くオシベ期に分かれています。これは自家受粉を避けようとする巧みな戦術なんです。
マウスオンでどうぞ。


暖かく眩いばかりの日の光を受けて、一つひとつの花も喜んでいました。マウスオンでどうぞ。


白木蓮にかかるのは?あれ?白木蓮の前に何かあって目障りですね。なんだろう?

というわけで、次回はこの植物をお届けします。


「香を放ち 白木蓮の 花ひらき」


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2010年03月15日

土筆

つくし今年も見つけました、つくしちゃん
いつもと同じ皇居東御苑の一隅。
これで200720082009と続けて4年連続。別に珍しいものじゃないのかもしれませんが、東京に生まれた私には遠い存在だったんですよ。それをここで見つけて以来、見ずにはいられなくなって、この時期は必ずここに足を運ぶようになりました!


「春だね〜」「春よ〜」
なんて会話が聞こえてきそうです。
土筆の会話


こっちではみんなで背比べ!
「俺が1番」「僕が2番」「私が3番」「ちぇっ、一番低いや!」
土筆の背くらべ


背伸び「なぁ、どこまで見える?」
「東京タワーかな?」
「俺は東京スカイツリーだ!」
「嘘ばっかぁ〜」
「バレたぁ。」
「それよりさ、風が気持ちいいね」

「つくしん坊 うんと伸びして 風感じ」


俺達二人でV字バランス!決まったかなぁ?
∨字バランス


「僕たち、ちょっと出遅れちゃったね」
「そんなことないさ。春はまだこれからだからね」
出たての土筆


「あっちに紫色の花が咲いてるよ、何かなぁ?」
「ねぇ、あなたはだあれ?」
「私はスミレよ」
つくしのそばにはスミレが咲き始めていました!ほんとにもう春ですよ。
マウスオンでどうぞ。


「そこここに いつの間にやら 春の使者」


僕はもう胞子を飛ばしちゃったから、あとちょっとの運命だなぁ。
早く桜が咲いてくれるといいのに。


つくし(土筆):シダ類トクサ科の「スギナ」の胞子茎
春につくしと呼ばれる胞子茎を出して胞子を放出する。薄茶色で、「袴」と呼ばれる茶色で輪状の葉が茎を取り巻いている。丈は10〜15cm程度。スギナ(杉菜)は葉の役目で栄養を蓄える栄養茎。
別のものと思っている人が多いが、実は一つの植物。
花ことば:驚き、向上心、努力 

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2010年03月12日

山茱萸

春の花が次々と咲き始め、10日には高知でソメイヨシノが咲き始めましたね。いよいよ桜の季節が始まりました。
その前に、露払いをしているような山茱萸(サンシュユ)の花をお届けします。
場所は小石川後楽園。梅が咲く脇で静かに咲いていました。

サンシュユ(山茱萸) 水木(みずき)科の落葉小木。葉葉より先に黄色い花をつけるサンシュユは、別名ハルコガネバナ(春黄金花)と呼ばれるように、黄色というより黄金色と呼んだ方がいいですね。
黄金色の山茱萸


近くから見ると、小さくてスカスカなんですけど、遠くから見ると見事ですよね。
沢山の山茱萸の花


花はとても小さくてかわった形をしています。マウスオンでどうぞ。


「集まりて 春黄金花 賑やかに」


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2009年05月14日

ナンジャモンジャの花

今回は小石川植物園で5/4に撮影した晩春から初夏にかけて咲くヒトツバタゴ(一つ葉田子)の花をお届けします。
タイトルはナンジャモンジャなのにヒトツバタゴ?と思われる方もいるかもしれませんが、それはゆっくりと。

ヒトツバタゴ(一つ葉田子) モクセイ科
天然での分布域が狭く、日本では本州中部の木曾川流域(長野県南部・岐阜県・愛知県)と対馬だけに自生するめずらしい木。長野県および愛知県では絶滅危惧I類、岐阜県および長崎県では絶滅危惧II類に指定されています。


花期は4月末〜5月頃で、プロペラ型の小さな白い花が密集して咲いて、雪が積もったように見えます。学名の「Chionanthus retusus」も雪のような花という意味です。
ヒトツバタゴ


さてさて、ナンジャモンジャってどういうこと?ですよね。
ヒトツバタゴの別名がナンジャモンジャなんです。
ナンジャモンジャの木明治時代、東京の青山練兵場(今の明治神宮外苑)の道路沿いにこのなんじゃもんじゃがあって、名前がわからなかったので「何でふ物ぢゃ」とか呼ばれているうちにいつのまにか「なんじゃもんじゃ」という名前になってしまったそうです。


ナンジャモンジャ

ナンジャモンジャの木といわれるものには「くすのき」「あぶらちゃん」「かつら」等いくつかあるのですが、たいていはヒトツバタゴのことです。

その他の別名はウミテラシ、ナタオラシ。
ウミテラシは花が月明かりを反射して海を照らすという意味です。またナタオラシは材が固く鉈も折れてしまうほど、というところからだそうです。

「何の木じゃ 首をかしげる 春うらら」


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2009年05月13日

アマドコロ(甘野老)

今日も引き続き、晩春から初夏にかけて咲く花をお届けします。
今回は甘野老と書いてアマドコロと読む花です。

アマドコロアマドコロ(甘野老) ぶらさげるようにして1箇所から2個ずつぶら下がって開花します。地下茎がヤマイモノ一種の「野老(トコロ)」に似ていて、野老は苦いのにこちらはほんのり甘いので「甘い野老」から「甘野老」になりました。



花に誘われてミツバチも来ていました。今年はじめてのミツバチとの遭遇です。ミツバチさん、ガンバレ!
アマドコロとミツバチ


木陰で咲いているアマドコロ。風が吹いて周りの木々が揺れると光が差してきて、まるで花のランプが灯ったようになりました。マウスオンでどうぞ。


このアマドコロには別名があるんです。それは笑草(えみぐさ)。
昔の人には微笑んでいるように見えたようです。(花の日本語
:幻冬舎より)
たしかにこうしてみると微笑んでいるように見えませんか?
笑草



この花にも花言葉があって
「元気を出して」「心の痛みの分かる人」
だそうです。
野の花の力強さに負けないように元気を出しますし、野の花の苦境を思って心の痛みの分かる人にもなります。
この花を見て、野の花も胸をいためていることをわかって!


「俯いて そっと微笑む 甘野老」

「晩春の 木陰の花に 笑み浮かべ」


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チゴユリ(稚児百合)

暦の上では立夏もとうに過ぎ夏になっているのですが、まだまだ紹介したい春の花があるので続きをお届けします。

今回はキンランやギンランのように木々の下でひっそりと咲くチゴユリです。

チゴユリチゴユリ(稚児百合)
かすかに緑がかった白い6弁花が咲いて、その並ぶ姿を稚児行列に見立てたことからの名前。早春の花がだいたい終わった頃に咲きはじめます。林の木の下などに群生していて、ややうつむきかげんに咲いています。
【花言葉】 恥ずかしがりや、純潔など


茎の先に1個か2個の花をやや垂れ下がるようにつけるので見にくく、一つ一つの花の寿命が短いのでなかなかいい状態の花を見つけられないのが残念です。
稚児百合


花の後に黒い実を付け、種子で増えます。発芽から咲くまでには2年以上かかるようで、どんどん増えていくというのも難しいのです。
木洩れ日とチゴユリ


群生していると見事なんですけど、写真に撮ると花がまったく映えないのが残念なんですよね。チゴユリが向き合っているところがあったのでパチリ!
稚児百合の会話

「今年もここで咲けたね」
「よかったわ、咲けて」
「僕らの子ども達もいつか咲いてくれるといいね」
「きっと咲いてくれるわよ」
なんて話してたりして。
咲き続けるようにそっと見守らなくちゃ!


「目立とうと 目立たなくても 稚児育て」

「健やかに 育てと願う 稚児の百合」


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2009年05月08日

金蘭・銀蘭

立夏をすぎ、暦の上では初夏ですが、まだまだ春の花を紹介しきれていないのでしばらく続けます。

毎年のようにブログで紹介していますが、とても控えめながら美しい花「キンラン」「ギンラン」を今年もお届けします。この花は「みどりの日」を含むゴールデンウィークにいつも自然の大切さと人間の身勝手さを考えさせてくれる私にとっての一つの指針なんです。

キンラン(金蘭)林で黄色い花が金色に輝いて見えるため。皇居東御苑で撮影しました。
木陰で静かにキンランの美しさをマウスオンでどうぞ。


わずかに日射しを受けるキンランです。金色に輝いてますよね。
キンラン


こちらはギンラン。
花が白く、黄色のキンランに対しての呼び名。「根に共生している菌との関係が特殊であるため、育てるのはたいへん難しく、持ち帰っても育つ可能性はほとんどない。」でも、持ち帰ってしまい、減少の一途。
皇居東御苑でも数が減ってるようなのはなぜでしょうね。マウスオンでどうぞ。


自然教育園で撮影したギンランに似たササバギンラン(笹葉銀蘭)をお届けします。
名前はギンランに似て葉が長く笹の葉を思わせることから。マウスオン・クリックでどうぞ。


キンラン・ギンラン・ササバギンランの3種が日本産のキンラン属。
キンランは環境省のレッドデータ絶滅危惧U類(VU)に指定され、ギンランは33府県の、ササバギンランは19都県のレッドデータに登録されていて、どれも開発や乱獲によって減少していることは確かです。

「物言わず 金蘭耐えて 花咲かせ」

「みどりの日 減りゆく花に 物思う」


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2009年05月01日

夕日に染まるハンカチノキ・林試の森

今年もハンカチノキの花が咲く季節になりました。
これまでは小石川植物園(花歩記 小石川植物園)・新宿御苑(春の花々3ハンカチノキ)のハンカチノキをお届けしてきましたが、今年は違う場所の花をお届けしようと考えたところ、林試の森にあるのを思い出しました!今まで、きれいな花をタイミングよく見かけることは出来なかったんですけど、今年は辛うじて見ることが出来ました。しかも2本のハンカチノキを見つけちゃいました!
というわけで今年は林試の森のハンカチノキをお届けします。

ハンカチノキ花びらに見える白い部分は苞(ほう)とよばれるもので、その中央にある球状の頭状花序とよばれる部分に、複数の小さな花が集まって咲いています。


林試の森のハンカチノキ小石川植物園や新宿御苑のように大木ではないのでたくさん花が付いているわけではなく、数輪だけですがやはり楽しくなる花ですね。
林試の森に行ったのは夕方の5時過ぎ。このハンカチノキが変化します。といっても姿かたちが変わるわけではありませんよ。


ハンカチノキを変化させたのはこの木々の間から漏れてくる夕日です。
夕日の木洩れ日


木々の間から漏れてくる夕日の当たり具合で白いはずの苞の色が変わるんです。マウスオン→クリックでどうぞ。


一番綺麗だった瞬間がこちら。白い苞が綺麗に夕日に染まっています。
夕日に染まるハンカチノキ


ハンカチノキの葉も夕日色に鮮やかに染まっていました。
夕日に染まるハンカチノキの葉


「白き花 夕日に染まり 四月尽」


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2009年04月30日

オニモミジ 小石川植物園

桜吹雪を撮影した時に、園内を回って春の花も撮影していたのですが、桜・チューリップ・鉄道博物館と連載が続き、載せたかったのに載せられなかった花をお届けします。
もうすっかり花の時期は終わってしまいましたが、こんな花なんだと記憶の片隅にでも留めて下さい。

オニモミジ桜の撮影を中断し、小石川植物園の木々の中を進むと一隅に枝先が赤く染まっている木がありました。近寄ってみると、名前はオニモミジ。怖い木なのか?なんてね。


オニモミジの枝先


オニモミジ(鬼紅葉) 別名:カジカエデ
モミジなのかカエデなのか?
実はモミジ(紅葉、黄葉、椛)とカエデ(楓、槭樹)は同種の植物で、植物分類上はともに同じカエデ科カエデ属の樹木なんです。
イロハカエデ(イロハモミジ・タカオモミジ)、カジカエデ(オニモミジ)やアサノハカエデ(ミヤマモミジ)のように、モミジとカエデの両方の名称を持つものも多くあります。

オニモミジという名は,葉が粗大な感じがするのでつけられています。
カジカエデは葉の形がカジノキ(梶の木)に似ているから、この名前になっています。
花はこんな風に固まって咲くんですよ。


一つの枝にわさわさと花房が連なっているんです。イロハカエデとは大違いですね。
カジカエデ


「片寄せて 人目引こうと もみぢ咲く」


カエデの由来は、万葉集に「かえるで」とあるように、葉の形がカエルの手(足)に似るからといわれるようになりました。モミジは、紅葉するという意味の動詞<もみづ(紅葉づ)>が転じて、秋に紅葉する樹やその紅葉を<もみじ>と呼ぶようになったといわれ、カエデ類が紅葉する樹木の代表であるということでカエデ属をモミジというようになったとされています。

今日も最後までお読み頂きありがとうございます。
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