ご自分の幼い頃を思い出しながら、お子さんに読んであげて欲しい絵本です。
「あなただけのちいさないえ」
ベアトリス・シェンク ド・レーニエ 文 アイリーン・ハース 絵
ほしかわ なつよ 訳 童話館出版
「ひとは だれでも、そのひとだけの ちいさないえを もつひつようがあります。」
男の子も女の子もだれでもその人だけの小さな家を持つことができるんです。
小さな家というのは毎日暮らしているきちんとした家のことではありません。
テーブルの下だったり、木の上だったり、おおきなかさだったり、大きな箱だったり…人は誰でも、自分だけの家を持つことができるんです。そう、小さな家とは幼い頃誰もが持っていた秘密基地です。
でも、この絵本は秘密基地を持てる事だけを教えていません。
みんなで楽しく遊ぶこと、お父さんやお母さんにも小さな家が必要な時もあること、そして何より、他の人の小さな家の前を通る時は礼儀正しくすることまで教えてくれています。
ほんの何気ない一瞬のうちにもあることを気付かせてくれ、「相手を敬う気持ち」やどんなに親しい間柄でも「丁寧で、礼儀正しくする」ことは大切・・・ということを改めて教えてくれている絵本です。
ひょっとしたら、すぐに自分だけの家を作り始めるかもしれませんよ。そのときは自分の子供の頃のことを思い出して、そっと見守ってあげてください。
あなただけのちいさないえ | |
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