5月3日の日曜日は新宿御苑に藤の花やホオノキの花などを撮影しようと出かけてきました。
ところがドッコイ!
花よりも賑やかな空が広がっていたんですよ。花どころの騒ぎではありませんでした!
そんな空をお届けします。
新宿御苑に到着した1時前。空を見上げたらビックリ!
太陽の周りに暈が広がってると見ていたら、真っ二つに切り裂くように飛行機が飛行機雲を描いていきました。飛行機雲だけでなく飛行機雲の影まで空に現れていました。
傘の下の部分の虹色のアップをマウスオンでどうぞ。
隅に映っているのは代々木のDocomoタワーの先端です。
その後も雲が薄く広がり続けてはっきり見えたり見えなかったりが続いていました。
一回りした後、見上げると、それまでとはちょっと違う見え方に!
暈に接している外向きの虹が分かりますか?これはタンジェントアークと呼ばれているものです。
太陽がDocomoタワーの上に来るように移動して撮影してみました。本当は先端にのっけたかったんですけど、撮影場所がありませんでした。
移動して見上げると、またしても飛行機雲が太陽を突っ切った!
そうこうしているうちに閉園時間が迫り出口に向かっていると、また違うものが見えた!
先ほどの暈に接しているタンジェントアークの上の方に虹色が見えませんか?これはラテラルアークというものだそうです。
閉園時間なので外に出てもまだ見えていたのですが、太陽の横のほうを見ると、光る部分が見える!幻日じゃん!と出口の脇から必死に撮影したのがこれ。太陽の右の方にちょっと明るい部分が分かりますか?そこが幻日です。
新宿駅に向かっている最中も空には虹色が見え続けていたのですが、上を向いては危ないのでしっかりと前を向いて歩き、駅前の開けたところに来て空を見上げると、「ワオ!」また違う虹色が!
さっきのラテラルアークが向きを変えた!
これはラテラルアークが太陽の高度が低くなって向きを変え環天頂アークになったようです。その下にはタンジェントアーク、左下のほうに幻日(明るい点)まで見えて、たくさんの人が行き交う中、私だけ別世界にいました。
マウスオンでどうぞ。
こんなにはっきり見えた環天頂アークの部分にズームイン!
目的だった藤の花はまったくの空振りだったのに、いろいろな虹の現象が見られたこの日は幸運な日でした。それにしてもこんな日もあるんだなぁと思っていたら翌日の朝のワイドショーで5/2に亡くなられた忌野清志郎さんの遺体が自宅から葬儀場に運ばれる時、空に二重の虹が架かっていたと写真が乗ったスポーツ新聞を紹介していました。私は忌野清志郎さんに特に思い入れはないのですが、生ききったように思います。だからそんな忌野清志郎さんに新たな世界でのスタートを祝福する空からの贈り物だったのかもしれないと思います。
ご冥福と共に、新たな世界での活躍をお祈り致します。
「果てしない 夢の架け橋 空にかけ」
「仰ぎ見る 虹の彼方に 春惜しむ」
緑の大地さん、ありがとうございます
太陽さん、ありがとうございます
大気さん、ありがとうございます
植物さん、ありがとうございます
鳥や昆虫などの動物さん、ありがとうございます
本日の出会いにありがとうございます。
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posted by ブドリ at 23:57
| 東京 ☔
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.虹色探し
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