まだまだ紅葉シリーズは続きます。
田園調布のイチョウ並木を撮影し、次に向かったのは九品仏浄真寺。
田園調布駅から東急東横線で自由が丘まで1駅、そこから東急大井町線で1駅という近さ、しかもV字に進むので歩いても15分ぐらいなので、イチョウ並木を抜けて徒歩で向かいました。
東急大井町線九品仏駅の改札口を出てすぐ左手にあるのが九品仏浄真寺への参道。この奥に総門があります。クリックして、カーソルを乗せてご覧ください。
この写真は11/21に砧公園の帰りに撮影したものです。色づきが今ひとつだったので1週間後にふたたび足を運んだんです。そうしたら総門の脇に工事用のネットが張られていてこちらからの眺めが台無しになっていました。
この参道は極楽浄土へ繋がる細い道である"二河白道"を意味します。
あの世への道のりを現していて、現世で群賊や悪獣(悪や誘惑の譬え)に襲われようとする衆生が、西(極楽浄土の方向)に向かって走ると目前に火河と水河(自身の「いかり・憎しみ」と「こだわり・むさぼり」の心の象徴)が現れる。その間にわずかに白道(極楽往生を願う清浄な心)が対岸に向かってのびる。衆生は一心に阿弥陀を念ずることによって迷うことなく白道をわたり極楽往生をとげるという、白道を表わしているそうです。
ここからは11/28に撮影した写真になります。
東門に回ってこちらから進みます。境内を見通すにはこちらからがおすすめ。自由が丘から歩いて来るとこちらの門が近道です。
SONY α55+SIGMA 18-200mm F3.5-6.3DC総門から入ると左手、東門から入ると正面に重要文化財の仁王門(紫雲楼)があります。
楼上に阿弥陀如来、二十五菩薩、風神・雷神像が安置されています。
この楼門の向こうに、極楽浄土のような紅葉・黄葉が広がっています。
カーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。
「仁王門前からの紅葉を見たい!」それだけでここに行く私です。
SONY α55+SIGMA 18-200mm F3.5-6.3DC正面の2本の銀杏の木は東京都の天然記念物のイチョウです。この脇に本堂があります。
イチョウやモミジに囲まれた本堂をカーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。
SONY α55+SIGMA 18-200mm F3.5-6.3DCイチョウの木の下から仁王門を見てみると、ここはほんとに東京?と思える場所です。
SONY α55+SIGMA 18-200mm F3.5-6.3DC大きなイチョウの木を下から見上げてみると素晴らしい枝っぷりですよ。
SONY α55+SIGMA 18-200mm F3.5-6.3DC寺内には本堂と向き合う形で三仏堂(上品堂・中品堂・下品堂)が立ち並んでいます。このお堂のそれぞれに三体ずつの阿弥陀如来像が収められていて、合計九体安置されているので九品仏と呼ぼれています。
こちらは中品堂。大きなイチョウの木があります。
SONY α55+SIGMA 18-200mm F3.5-6.3DCお寺に来ると目に止まるものが変わりますよね。景色もきれいなんですけど、配置されている置き石の上に止まっている葉が気になりだしました。
風が吹けばまた別の場所へ移動する束の間の休息。置き石にも世界があって、イチョウの葉にも世界があって、見てる私にも世界があって、それぞれの世界が出会って・・・
カーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。
SONY α55+SIGMA 18-200mm F3.5-6.3DCもちろん散ったモミジにもひとつの世界。
SONY α55+SIGMA 18-200mm F3.5-6.3DCそんなモミジを一枚拾って押し葉にして、世界を一つとどめてみました。
「記憶にも 姿とどめよ 散紅葉」九品仏浄真寺
東京都世田谷区奥沢7-41-3
参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
posted by ブドリ at 23:00
| 東京 ☀
|
Comment(3)
|
TrackBack(0)
|
.木々の色づ記
|