月に叢雲花に風・・・「世の中の好事には、障害の多いこと」のたとえ。似たものに、花開いて風雨多し、好事魔多し等があります。
30日の東京は昼頃から雨が降ったり止んだり。夕方からは降り続いていたので月はまったく見えないだろうとあきらめていたんです。寝ようとカーテンを閉めようとしたら、窓の向こうに明るい光が!
これはお月様に違いない!と窓を開けると雲に包まれながらも光を放つお月様が。寝るのは追いといてカメラと三脚の準備。
月の周りに勢いよく雲が流れ、いつ隠れてしまうかわからない状況で撮影開始!時に0時46分。
![月に叢雲](https://tuiterune-sketch.up.seesaa.net/image/DSC30061.JPG)
α100+SIGMA 18-200mm F3.5-6.3DC
ちょっとすると雲が切れて綺麗なお月様が顔を出してくれました。
![小望月](https://tuiterune-sketch.up.seesaa.net/image/DSC30069.JPG)
α100+SIGMA 70-300mm F4-5.6DG MACRO(トリミング)
![月明かり](https://tuiterune-sketch.up.seesaa.net/image/DSC30073.JPG)
この後は流れる雲との勝負が続きました。月の光冠が見えないかと挑むも雲が厚すぎるのと流れるのが早すぎてうまい具合には撮影できません。
コメントが見られない方のために
1.厚い雲の隙間に薄い雲の層があります
2.月の周りの雲が照らされて色付きます
3.濃淡は見えるのですがもうちょっと雲が薄ければ・・・
4.月が鳥の目のように!
5.雲行きが怪しくなって黒い雲が増えてきた。ピンチ!
6.黒い雲から再び顔を出した月。そろそろ駄目だ!
1時半近くまで撮影して雲に隠れてしまったのでようやく布団に入りましたとさ。
「雲隠れ 夜半の月待つ 皐月宵」
そしてお知らせ!
6月はなんと満月が1日と30日と2回も見られる月なんですよ!
月の満ち欠けは、平均約29.5日を周期として繰り返されます。
月の長さは、2月を除けば30日か31日で、月の初めに満月になると、その月の終わりに再び満月が巡ってきます。
ひと月のうちに満月が2回あるとき、1回目の満月を「ファーストムーン」、2回目の満月を「ブルームーン」と呼びます。
ただし、「ブルームーン」とは、天文用語ではなく、そして月が青くなるからでもなく、ただ単に「めったに起こらない、まれな現象」として、この名前がついているようです。
そういえば、ブルームーンというバラがありました。
「ブルームーン」は3年または5年に1度くらい起こります。
また、1月1日に「ファーストムーン」を迎え1月30日に「ブルームーン」を迎えると、この年の3月1日に「ファーストムーン」、3月30日に「ブルームーン」を迎え、年に2回「ブルームーン」が発生するという、本当にごく稀な現象が発生します。
で、調べてみたらひと月に2回見られるのはこの6月の次は2010年、しかも上に書いた1月と3月の2回ある年に当たります!
折角のチャンス、見逃さない手はありません!
6月1日の月の出は 19:25
てるてる坊主を飾ってみんなで夜空を見上げましょう!
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posted by ブドリ at 22:26
| 東京 ☀
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