引越のお知らせ
サーバー容量がいっぱいになったため移転しました。
ここには私のブログの更新情報のみ掲載いたしますので参考にしてください。

新たなブログのタイトルは

「心象スケッチ(新) 第2集」

URLはほとんど変わらず
http://tuiterune-sketch2.seesaa.net/tuiterune-sketch2と2が加わっただけ。
そして外観もほとんど変わりません。
これまで同様のご愛顧よろしくお願い致します。

2008年05月06日

ミズバショウ

5月5日は二十四節季の立夏、七十二候では蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく:蛙が始めてなく頃)というわけで、この日から立秋の前日までが夏となります。暦の上ではいよいよ夏のはじまりです。

連休最終日はまさに初夏の陽射しでしたので、初夏を思わせる花「ミズバショウ(水芭蕉)」を昨年見かけた小石川植物園で、今年も撮影して来ました。

水芭蕉(ミズバショウ) サトイモ科
ミズバショウ

この花もハナミズキなどのように白い部分は苞で、花序を包むような形になっている仏炎苞と呼ばれるサトイモ科の特徴を持っています。
仏炎苞の中央にある円柱状の部分が小さな花が多数集まった花序です。

大きな葉の中で目立たない花をマウスオン・クリックでご覧下さい。


「水芭蕉 水辺にたたずみ 何を詠む」


昨年の記事はこちらから↓どうぞ
ムラサキツメクサ・ミズバショウ・丁字草

参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
   にほんブログ村 写真ブログへ

にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ
身近な自然からの便り
posted by ブドリ at 23:40 | 東京 ☀ | Comment(3) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする

2008年05月03日

ハンカチノキ

一昨年、昨年に続いてハンカチノキをお届けします。

ハンカチノキこれが新宿御苑のハンカチノキです。よくわからないでしょうが木の周りの白いものが花です。


ハンカチノキの花ハンカチノキ オオギリ科
中国の中部から西部だけに自生する落葉性の高木
ハナミズキもそうでしたが、花びらに見える白い部分は苞(ほう)と呼ばれるもので、その中央にある球状の頭状花序とよばれる部分に、複数の小さな花が集まって咲いています。花は短い枝先から伸びる柄の先にぶら下がってついて、葉とほぼ同時に開きます。


ハンカチノキの花の部分をマウスオンでご覧下さい。
最初は固まっている花序も次第にシベが伸びて花火が開いていくかのようです。マウスオンでどうぞ。


花同士が向かい合って「こんにちは」と挨拶しているのか、恋人同士が愛を語り合っているのか。
向かい合うハンカチノキ


「ひらひらと 躍る花びら 春の園」


参考までに
一昨年の記事 花歩記 小石川植物園
昨年の記事 春の花々3

参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
   にほんブログ村 写真ブログへ

にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ
身近な自然からの便り
posted by ブドリ at 23:53 | 東京 ☁ | Comment(5) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする

2008年05月01日

おきなぐさ

満を持して「おきなぐさ」の登場です。
この花を撮りたくてこれだけのために小石川植物園にいったようなものです。

おきなぐさ
DSC51315.JPGメシベの毛が、綿帽子のようになった時、お年寄りの頭髪に似ているところから、「翁草」の名前が付いたといわれている。全国の方言にも、オジノヒゲ、オバシラガ、オバカシラ、シラガグサ、ジジババ、シラガババなどいわゆる「翁」を表現したのがよくみられます。


花をじっくりとマウスオン・クリックでご覧下さい。

こうして見ているとこの花の名前を冠した童話が宮沢賢治の「おきなぐさ」の一説、蟻に私がたずねるところを思い出します。
『「いいえ、黒く見えるときもそれはあります。けれどもまるで燃(も)えあがってまっ赤な時もあります」
 「はてな、お前たちの眼(め)にはそんなぐあいに見えるのかい」
 「いいえ、お日さまの光の降(ふ)る時なら誰(だれ)にだってまっ赤に見えるだろうと思います」
 「そうそう。もうわかったよ。お前たちはいつでも花をすかして見るのだから」』
上手く表現してると思いませんか!

おきなぐさ

花が終わり、綿毛になり始めた花ですが、これを見ると・・・宮沢賢治の「おきなぐさ」の冒頭部分が浮かんできます。
『うずのしゅげを知っていますか。
 うずのしゅげは、植物学(しょくぶつがく)ではおきなぐさと呼(よ)ばれますが、おきなぐさという名はなんだかあのやさしい若(わか)い花をあらわさないようにおもいます。(以下略)』

ちゃんとした「うずのしゅげ」を見たい方は昨年の記事「うずのしゅげ・綿毛」をご覧下さい。

夕陽に照らされる産毛の輝きもまた表現されています。
 『そしてあの葉(は)や茎(くき)だって立派(りっぱ)でしょう。やわらかな銀(ぎん)の糸が植(う)えてあるようでしょう。』
おきなぐさ・銀の糸


いかがですか。見事な描写力だと思いませんか。この童話はわたげとなって飛んでいくまでが描かれていますが、私が綿毛をみる基本的な姿勢となっている作品ですので是非読んでみてください。
銀河鉄道の夜 (角川文庫)に収録されています。

ところが、身近で見かけることがほとんどないと感じられるように、北海道と沖縄を除く45都府県で自生種は絶滅または絶滅危惧種指定されており環境省レッドデータブックでも絶滅危惧U類(VU)(絶滅の危険が増大している種)に指定され、「100年後の絶滅確率はほぼ100%である。」とされています。後世まで童話と共に大切にしていきたいものです。

最後に、テレイドスコープの写真をマウスオンでどうぞ。


「物語 優しく話す おきなぐさ」


参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
   にほんブログ村 写真ブログへ

にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ
身近な自然からの便り
posted by ブドリ at 23:59 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする

2008年04月30日

花水木(ハナミズキ)

ソメイヨシノから花のバトンを受け取るかのように見頃を向かえたハナミズキの花をお届けします。

まずは小石川植物園で撮影したベニバナハナミズキです。
ハナミズキの花って周りのひらひらした部分ではなくて真ん中の黄緑色の部分が本当の花ですよ。マウスオンでご覧下さい。


ひらひらした部分は総苞(そうほう)といって花序の下部にある、つぼみを包んでいた葉のことをいうんです。ドクダミの白い部分やミズバショウの白い部分も花びらではなくて苞なんです。
この苞の開く直前の様子をマウスオン・クリックでご覧下さい。
4枚の総苞の先端がくっついていて、向かい合った総苞ごとに開いていくんですよ。


新宿御苑で撮影した白い花のハナミズキです。
マウスオンでご覧下さい。


こちらも苞の状態をマウスオンでご覧下さい。


「たくさんの 花をつけても ハナミズキ」


1915(大正4)年に、東京市長の尾崎行雄氏がアメリカのワシントン市へ桜を寄贈した返礼として、アメリカから贈られたハナミズキが日比谷公園に植えられ、その木があるはずなのでちょっと立ち寄ってみたのですが、その木は?のままで、その木の子が 植えられていたので最後にお届けします。マウスオンでご覧下さい。
日比谷公園にはこの木だけでなく数多くの花木が植えられていますので是非お立ち寄り下さい。


「手を合わせ 友好願う ハナミズキ」


森のどんぐり屋さんの「そよ風つうしん」の記事に『ハナミズキとヤマボウシの??』があって、この二つの似た花の違いについてみんなで頭をつき合わせて考えてますので、参考にしてください。

参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
   にほんブログ村 写真ブログへ

にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ
身近な自然からの便り
posted by ブドリ at 23:59 | 東京 ☀ | Comment(5) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする

2008年04月27日

ハマダイコン(浜大根)

今回は小石川植物園で撮影した「ハマダイコン(浜大根)」をお届けします。
花の名前からお察しの通り、大根の仲間というより大根が海岸の砂地などに野生化したものです。
でも、普通はあの大根のように太くならないので食用とはなりません。ただし、十分な肥料を与えて栽培すると大根のように太くなるそうです。
ちなみに「カイワレ大根」は大根の発芽直後の状態で、いわゆるスプラウト、簡単に言うともやしと同じようなものです。ちゃんと地面で育てると大根が出来ます。←8年ぐらい前に栽培して確認済みです!

説明が長くなりましたのでこの辺で写真といきましょう。
薄い紫や白の4弁の花がつきます。マウスオン・クリックでどうぞ。


アブラナ科の花には花粉がいっぱいですからミツバチも集ってきます!

ちょっと一言

下の4枚の写真をクリックすると上に大きく表示され、コメントも表示されます。
(但し、WindowsもMacもFirefoxではコメントが表示されません。)
美味しい花粉を集めるのに必死です 偶然2匹を捉えました! 花粉団子を足にくっつけてますね 花から花へと大忙し!


コメントが見られない方のために
1.美味しい花粉を集めるのに必死です
2.偶然2匹を捉えました!
3.花粉団子を足にくっつけてますね
4.花から花へと大忙し!

最後にちょいとテレイドスコープの写真をマウスオンでどうぞ。


「花が咲き 虫が飛び交う 春の園」

「花と虫 命を紡ぐ 春の園」


参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
   にほんブログ村 写真ブログへ

にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ
身近な自然からの便り
posted by ブドリ at 23:56 | 東京 ☀ | Comment(3) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする

2008年04月26日

接骨木の花

接骨木をなんと読むかわかりますか?
3/11の記事「接骨木」で紹介しましたが、読まれた方は覚えてらっしゃいますか?

ニワトコと読むのですが、思い出してもらえましたか?
桜シリーズでも、桜をバックにしたニワトコを載せましたがあらためて掲載します。
ニワトコの蕾前の記事ではまだブロッコリーのような蕾で花が咲いていなかったのですが、4/3に訪れた時には花が咲き、すでに実がなり始めていたのです。遅くなりましたが、ニワトコの花をお届けします。


こんな風に白い花が密集して咲くんですよ。
ニワトコの花


ちょっと見にくいですよね。ですからちょっとアップで。
ニワトコの花2

クリーム色の固まりはすでに実がなりつつある状態です。五本伸びているのが雄しべで、真ん中の赤い部分が雌しべです。

今一度、桜とニワトコをお届けします。マウスオンでどうぞ。


接骨木(ニワトコ)は宮沢賢治の詩にも登場しています。

『春と修羅』第二集 ・「三四〇 〔あちこちあをじろく接骨木が咲いて)」

あちこちあをじろく接骨木が咲いて
鬼ぐるみにもさはぐるみにも
青だの緑金だの
まばゆい巨きな房がかかった

そらでは春の爆鳴銀が
甘ったるいアルカリイオンを放散し
鷺やいろいろな鳥の紐が
ぎゅっぎゅっ乱れて通ってゆく

ぼんやりけぶる紫雲英の花簇と
茂らうとして
まづ赭く灼けた芽をだす桂の木

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

まさに春の花々が咲き誇っているような状態を歌っているのではないかと思います。

前回の俳句をもう一度
   「ニワトコの 花を見たさに 骨を折り」

そして今回です。

「骨を折り 接骨木の花 つなぎとめ」

「ニワトコの 花も集って 春歌う」


参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
   にほんブログ村 写真ブログへ

にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ
身近な自然からの便り

posted by ブドリ at 23:49 | 東京 ☔ | Comment(4) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする

2008年04月25日

スミレの花

長らく続いた桜シリーズにお付き合いいただきありがとうございました。
今回からは春の花々をお届けしたいと思います。
引き立てて
その第1弾はスミレです。撮影したのは3月と1ヶ月前なのですが、特別な想いを込めて撮影していたのでゆっくりとご覧下さい。

スミレ別に珍しいとも思われない
咲いても気に留められない
それでも春を告げるスミレの花



(マウスオンでどうぞ)
うっかりすれば
踏まれちゃいそうな
ベンチの足もとにも
木道の脇にも
黙々と咲くスミレの花




(マウスオンでどうぞ)
木の根っこの間や
フカフカの落葉のベッドで
休んだりもするスミレの花




(マウスオンでどうぞ)
ヒトリシズカに憧れて
ヒトリシズカになろうとするスミレの花




(マウスオンでどうぞ)
あっという間に大きくなったフキの葉に
隠されそうになったり
大きな葉っぱの影に
隠れてみたりするスミレの花




(マウスオンでどうぞ)
どんぐりを優しく見守って
小さな花を守ったりするスミレの花


スミレの花

そんなスミレの花が
本当は大好きなんだよ
だからこれからも負けずに咲いてね


「ひと花も ふた花も咲け すみれ草」


参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
   にほんブログ村 写真ブログへ

にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ
身近な自然からの便り
posted by ブドリ at 23:58 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする

2008年03月31日

カタクリの花

日曜日に行った自然教育園には春の花々が次々と咲き始めていました。
その中からカタクリの花をお届けします。

カタクリ(片栗) ユリ科
種子が地中に入ってから平均8年目でようやく2枚の葉を出して開花する実に息の長い花。昔は、球根から片栗粉(かたくりこ)を採っていました。
「スプリング・エフェメラル”春のはかない命””春の妖精”」の一つ。
曇った寒い日や雨の日は開花しにくいので、この日の開き具合は今ひとつでした。
カタクリ

スプリング エフェメラルの仲間は約2ヶ月で花から実を枯れて行きます。その後の10ヶ月間は地面の下でじっとしているので夏には春にそこにそんな花が咲くことさえわかりません。

そんなカタクリに耳を澄ましてください。
カタクリ1輪春の妖精も一人でいる時もある
詩でも考えてるのかな


そっぽ向くカタクリ妖精だってそっぽを向いちゃうこともある
喧嘩したのかなぁ


見つめ合うカタクリ妖精同士じっと見つめあうことも
愛を語ってるのかなぁ


見守るカタクリ妖精らしくそっと見守ることもある
親子なのかなぁ


カタクリ集合でも妖精だってやっぱり賑やかな方がいいみたい
宴会してるのかもね


「カタクリの 妖精たちも 賑やかに」


ゆうさくさんのブログ「光の職人」にもカタクリの花が掲載されています。是非こちらもご覧下さい→『かたくりの里

参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
   にほんブログ村 写真ブログへ

にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ
身近な自然からの便り

posted by ブドリ at 23:58 | 東京 ☀ | Comment(5) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする

2008年03月26日

菜の花畑に集う

浜離宮庭園の葉の花畑の登場です!
前回、「微妙な菜の花」で紹介しましたが、咲いていなかった菜の花畑が見頃を向かえています。
でも、菜の花畑の様子は全体的に今ひとつですね。通うようになってからは一番悪い状態です。

ですので全体よりも目線を変えて、「菜の花畑に集う」ということでそんな風景をお届けします。

仲良く菜の花を楽しんでいます。

ちょっと一言

下の3枚の写真をクリックすると上に大きく表示され、コメントも表示されます。
(但し、WindowsもMacもFirefoxではコメントが表示されません。)
綺麗な菜の花に囲まれてウットリ〜 気持ちいいね 綺麗だよね。上手く撮れるかなぁ。


コメントが見られない方のために。
1.綺麗な菜の花に囲まれてウットリ〜  2.気持ちいいね
3.綺麗だよね。上手く撮れるかなぁ。

こちらは子供たち。マウスオンでどうぞ。

1枚目 よくわからないけど黄色ばっかりで楽しいなぁ
2枚目 あっち行って見ましょうよ(この女の子はこんな口調でした)

菜の花に集うのはもちろん人だけじゃありませんよ。

ちょっと一言

下の3枚の写真をクリックすると上に大きく表示され、コメントも表示されます。
(但し、WindowsもMacもFirefoxではコメントが表示されません。)
菜の花の蜜はいい味だよ 僕は見てるだけだけど楽しいなぁ 僕達ちょっと食べ過ぎちゃったかなぁ


1.菜の花の蜜はいい味だよ
2.僕は見てるだけだけど楽しいなぁ
3.僕達ちょっと食べ過ぎちゃったかなぁ

「菜の花の 香りに包まれ 夢心地」

「菜の花に 思い様々 集いあい」


参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
   にほんブログ村 写真ブログへ

にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ
身近な自然からの便り
posted by ブドリ at 23:55 | 東京 ☀ | Comment(4) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする

2008年03月24日

オガタマノキ

ソメイヨシノが咲き始めましたが、春の花は他にもいろいろ。今回は皇居東御苑に1本だけあるモクレン科のオガタマノキをお届けします。

オガタマノキ(招霊の木)…3月中旬〜下旬
関東以南の暖地に分布するモクレン科の常緑高木で、神社や公園などにも植えられています。
日本神話では天照大神(アマテラスオオミカミ)の天岩戸隠れにおいて天岩戸の前で舞った天鈿女命(アメノウズメ)が手にしていたとされます。古くには榊などとともに神前に供える木として用いられ、招霊(おぎたま)が転じてオガタマになったといわれています。

高木となって高いところに花が咲くことが多くなかなかちょうどよくと撮れる花がないんです。
マウスオンでご覧下さい。マウスオンで表示される写真はトリミングして拡大してます。


ちょっと下目に咲いているのを見つけましたが、柵はないのですが、立ち入り禁止なのでちょっと遠目からの撮影です。


「おがたまの 花に願わん 穏やかさ」

「おがたまの 花の香りに 願いかけ」


参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
   にほんブログ村 写真ブログへ

にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ
身近な自然からの便り
posted by ブドリ at 22:32 | 東京 ☀ | Comment(3) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする

2008年03月21日

一足お先に開花宣言!

ここ数日、東京はぐずついた天気でちょっと寒い日が続き、23日の桜の開花予想はどうなのかと東京の基準木がある靖国神社へちょっと足を運んで見たら、な・ん・と!
ソメイヨシノが数輪咲いているではありませんか!
わかりますか?
ソメイヨシノ

日本テレビ、TBS、フジテレビのカメラも来ていて、気象庁の職員が定時観測に来た際に開花宣言はと狙っていましたが、開花宣言には3本ある基準木のうち2本以上に花をつけることが必要なようで、今日は1本にしか咲いていなかったので、公式にはお預け。22日は好天の良そうなので、開花宣言されるでしょうが、このブログでは勝手に開花宣言しちゃいま〜す。

この木が基準木の1本で、この枝先に数輪、咲いているんですよ。
この時はこの下でフジテレビが中継の準備をしていて真下に行って撮影できなかったんです。ちょっとテレビ局さん、報道の必要性は認めるし、中継の準備はわかるけど、邪魔になってることに気付いて欲しいね。みんなの桜なんだから。
基準木


それではゆっくりソメイヨシノをご覧下さい。
マウスオン・クリックでどうぞ。


「曇天の 空を切り裂き 桜咲く」

「雨止んで パッと開きし 初桜」


参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
   にほんブログ村 写真ブログへ

にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ
身近な自然からの便り
posted by ブドリ at 23:05 | 東京 ☁ | Comment(3) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする

2008年03月19日

シュンラン

気象庁から3回目の桜の開花予想が発表されましたね。東京都心は静岡市などと共に一番早く23日だそうです。春分の日に靖国神社の標準木の観察に行って来ようかなぁ。22日、23日も足を運ばなきゃ!

そんな桜咲く春がもうすぐそこまで近づいてきましたが、またまた春の足音をお届けします。
ホントに足もとにひっそりと咲くシュンラン(春蘭)です。
皇居東御苑の何ヶ所かにひっそりと咲いています。

シュンランは日本の九州から東北にかけての野山に存在しますが、徐々に少なくなっているようです。
別名「ジジババ」と呼ばれます。花姿を見ると上の方に、おばあさんが頭にかぶる ”ほっかむり”、下の方に、おじいさんの”白いひげ”があることからとも、花に皺が多いのでともいわれています。

草の中に隠れん坊をするようにひっそりと咲いているシュンランをマウスオンでどうぞ


横姿をマウスオンでどうぞ


前からの姿をマウスオンでどうぞ。どうですか?ジジババに見えますか?


「草の陰 春蘭の花 忍び足」

「ひっそりと 春蘭の花 春運び」


参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
   にほんブログ村 写真ブログへ

にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ
身近な自然からの便り
posted by ブドリ at 23:13 | 東京 ☔ | Comment(2) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする

2008年03月18日

咲く椿 散る椿

暖かい日が続き、桜の蕾も段々膨らんできましたね。

咲く花もあれば、散る花もあるのはどの季節にもあることですが、なぜか春は感慨深いものがあります。
それを色濃くあらわす花が椿です。花の形のまま落ちることも多いからでしょうか。

そんな椿をマウスオンでご覧下さい。


続いてもマウスオンでどうぞ。


こんなに激しく散る椿も。
ツバキ


花が散るところには咲く花も。散った花はやがて土に返り、他の命のためにその身を捧げるんです。
落ち椿


「咲く椿 落ちる椿も また命」

「散りてなお 色鮮やかに 落椿」


参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
   にほんブログ村 写真ブログへ

にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ
身近な自然からの便り
タグ:椿
posted by ブドリ at 23:59 | 東京 ☀ | Comment(5) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする

2008年03月17日

つくしんぼ

皇居で見つけたのはチョウチョだけじゃありません。土の中から春の使者「つくし」が顔を出しているのを見つけましたよ!

蝶を見つけたので、こりゃ土筆も顔を出してるかも!と、昨年見つけたところをじっと探していて見つけました。
つくし


土筆(つくし)
土筆は杉菜の胞子茎というものであることから、「付子」とも書きます。いろいろな食べ方で食べられています。←実は、食べたことないんです!
この土筆に続いて、細い線状の緑の葉っぱが出てきます。

人間の目というのは不思議なもので、1本見つけると次は簡単に見つけちゃうんですよね。マウスオンでごらん下さい。


新芽を出し始めた木の芽と土筆です。野はこれから賑やかな季節を迎えます。微妙にピンボケでごめんなさい。
新芽と土筆


「つくしんぼ 明日を夢見て 顔を出し」


参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
   にほんブログ村 写真ブログへ

にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ
身近な自然からの便り
posted by ブドリ at 22:41 | 東京 ☀ | Comment(3) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする

2008年03月15日

馬酔木

またまた、クイズです。
「馬酔木」は、なんと読むのでしょうか?

おわかりになりましたか?こんな壷形の花をいっぱい咲かせる木ですよ。マウスオンでご覧下さい。


それでは正解です。「馬酔木」は「あしび」とも「あせび」ともいいます。
木が何でこんな名前なの?と思った方も多いでしょう。それは当然ですよね。
それはですねぇ、枝葉に「アセボトキシン」という有毒成分を含んでいて、馬が食べると酔って足がなえることから「足癈(あしじひ)」「足しびれ」→「あしび」・「あせび」となって、漢字は当て字のようです。
ウシコロシ、シカクワズ、ウマクワズなどの呼び方もあります。一方、この毒性を利用して、これを煎じた汁で牛馬のシラミや便所のウジを殺したので、ウシアライ、ダニノキ、ウジハライなどとも呼ばれ、花の様子からはスズラン、チョウチンバナ、ムギメシバナなどの名もあり、春の彼岸の時期に咲くことからヒガンギとも呼ばれるそうです。

たわわに咲くスズランのような花をマウスオン・クリックでご覧下さい。


「風にゆれ 鈴の音響く 花馬酔木」

「俯ける 馬酔木の花に 陽のひかり」


参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
   にほんブログ村 写真ブログへ

にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ
身近な自然からの便り
posted by ブドリ at 23:39 | 東京 ☀ | Comment(3) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする

2008年03月11日

接骨木

春は芽吹きの季節。次々に新しい芽が動き始めています。
その中から今回は「接骨木」をお届けします。
え?読めない?なんて読むのか教えて欲しい?
ですよね。これは「ニワトコ」と読みます。そう言われて「あぁあれね」
と思った方はさすがです。

接骨木(ニワトコ):吸葛(すいかずら)科
3月末から4月にかけて花が咲きます。
枝、幹、葉の煎液(せんえき)を、骨折や打撲の治療に用いることからこの名前になりました。若葉は食用にもなりますが、弱い下剤としての効果もあるので多量に食べると腹を下します。

こんな風に節々に葉芽や混芽が顔を出しています。
ちなみに混芽は葉と花が同じ芽の中に入っているもので、丸みをおびています。
ニワトコ


顔を出した芽です。マウスオンでどうぞ。


ブロッコリーのようなニワトコの蕾です!マウスオンでどうぞ


昨年もこの花を見ようと思ったら時期がずれて見られなかったんですよ。はたして今年は花の咲く時期に上手く見に行くことが出来るでしょうか。

「ニワトコの 花を見たさに 骨を折り」

「ニワトコの 花を夢見て 床の中」


参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
   にほんブログ村 写真ブログへ

にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ
身近な自然からの便り
posted by ブドリ at 23:58 | 東京 ☀ | Comment(4) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする

2008年03月10日

寒桜

前回の「命」で最後の写真に使った1本だけたたずむ大きな寒桜です。
昨年は2/17に満開の状態を撮影していたので、それに比べると半月ぐらい遅れています。
昨年の記事はこちら→「カンザクラ

今年は3/8の青空の下の寒桜です。
寒桜


寒桜と水仙の競演です。マウスオンでご覧下さい。


たくさんの花をつけるカンザクラは見事です。マウスオンでどうぞ。


ちょっと離れて、数厘だけ咲く寒桜も見事ですよ。マウスオン・クリックでどうぞ。



「寒桜 春の日差しに 照れ笑い」

「逞しき 花の命に 春日差す」


寒桜は冬の季語になるのですが、今咲いているので致し方なし。

参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
   にほんブログ村 写真ブログへ

にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ
身近な自然からの便り
posted by ブドリ at 22:57 | 東京 ☀ | Comment(4) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする

2008年03月01日

満作

またまた昨年もお届けした春の花をお届けします。その名も「マンサク(満作)」
春に他の花に先駆けて咲くので「まず咲く」が転じて「まんさく」になったといわれています。

たくさんの花が咲き、光を浴びて金色に輝くマンサクの木をご覧下さい。
マンサク


こんな風にたくさん花が付いているんですよ。マウスオンでご覧下さい。


マンサクの花はこんな細長いひも状のちぢれた花なんです。
万作の花


花言葉は「霊感」「ひらめき」「直感」「神秘」「幸福の再来」
このうちだったら「幸福の再来」が一番いいですよね。

「マンサクの 花の数だけ 幸祈り」


昨年の記事はこちら→早春の花々


参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
   にほんブログ村 写真ブログへ

にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ
身近な自然からの便り
posted by ブドリ at 22:42 | 東京 ☀ | Comment(5) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする

2008年02月28日

ミツマタ

春が近づいてくると徐々に花の数が増えてきますね。
今回も昨年などに紹介している花のうちミツマタをお届けします。

去年の記事はこちら→蜂の巣ではありませんよ

去年の記事は咲く直前の記事だったのですが、咲く直前はまさに蜂の巣のようなんですよ。
それが花が咲いたとたんに春を感じさせてくれる木に早変わりです。
今年は新宿御苑のミツマタの花です!
ミツマタ


枝の先にたくさんの花をつけてパッと華やかにしてくれるんですよ!
みつまた


ほらこの通り!今年伸びた枝は三つに分かれていますよね。これが名前の由来なんですよ。三つの又→ミツマタとなっていったそうです・
三椏


「三椏の 咲きて季節も 分かれ道」


参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
   にほんブログ村 写真ブログへ

にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ
身近な自然からの便り
posted by ブドリ at 23:55 | 東京 ☀ | Comment(4) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする

2008年02月27日

ふきのとう

今回は足もとから伝わってくる春の足音をお届けします。
2/24に皇居東御苑で撮影したフキノトウです。
昨年よりもやや遅く出蕾したようです。

「春の皿には苦味を盛れ」といって春の苦味は、冬眠状態のカラダを目覚めさせてくれます。それは人に限ったことではなくて冬眠明けの熊も食べ、これらで早く目覚めるのだそうです。

寒い冬を過ごし、雪にも耐えてようやく地面の中から顔を出した蕗の薹です。
フキノトウ


「蕗の薹 春が来るよと 顔を出し」


次々に顔を出すフキノトウをマウスオン・クリックでご覧下さい。
耳を澄ますと顔を出す音が聞こえてきそうです。


今日読んでいた本に金子みすずの詩が載っていて、他の詩もとインターネットで調べていたらみつけました。ちょっと花は違いますけど、感じてください。
見えるものだけがすべてじゃない。
見えなくてもちゃんとあるものを感じてください。

ほしと たんぽぽ 〜金子みすず〜

 あおい おそらの そこふかく、
 うみの こいしの そのように、
 よるが くるまで しずんでる、
 ひるの おほしは めに みえぬ。
 みえぬけれども あるんだよ、
 みえぬ ものでも あるんだよ。

 ちって すがれた たんぽぽの、
 かわらの すきに だぁまって、
 はるの くるまで かくれてる、
 つよい その ねは めに みえぬ。
 みえぬけれども あるんだよ、
 みえぬ ものでも あるんだよ。


昨年の記事の中でちょっと花への接し方へのお願いを書いていたんです
フキノトウは私に何かメッセージを伝えに足音を響かせているようです。
昨年の記事はこちら→蕗の薹(フキノトウ)

参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
   にほんブログ村 写真ブログへ

にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ
身近な自然からの便り

続きを読む
posted by ブドリ at 23:31 | 東京 ☀ | Comment(3) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。