引越のお知らせ
サーバー容量がいっぱいになったため移転しました。
ここには私のブログの更新情報のみ掲載いたしますので参考にしてください。

新たなブログのタイトルは

「心象スケッチ(新) 第2集」

URLはほとんど変わらず
http://tuiterune-sketch2.seesaa.net/tuiterune-sketch2と2が加わっただけ。
そして外観もほとんど変わりません。
これまで同様のご愛顧よろしくお願い致します。

2008年10月14日

咲いた コスモス コスモス咲いた

咲いたコスモス、コスモス咲いたって記憶がありませんか?
何だったか思い出せなくても、なんとなく頭の隅っこにある人が多いのではないでしょうか?
これは高校生の時の数学の三角関数の加法定理
  sin(α+β)=sinαcosβ+cosαsinβ
の覚え方で「咲いた コスモス コスモス咲いた」からだと思いますよ。
え?頭が痛くなってきた?
別に数学の話をしようと思っているわけではありませんからご安心を。

今頃、コスモス咲いたなんてちょっと遅く、撮影した浜離宮庭園のコスモスも見頃を過ぎてしまったのですが、コスモスの写真を載せようと思ったらこの言葉が頭の中をグルグルと回っていたので、スッキリするために載せました。

またまた、前置きが長くなりましたね。それでは浜離宮庭園のコスモスをご覧下さい。

マウスオンでご覧下さい。
可憐なコスモスが風に揺れている様子は気持ちいいですよね。
写真だとお見せできないのが残念です。
この浜離宮庭園のコスモスは13日に来園者に自由に摘んでもらい、その後、春の菜の花の準備に入るため刈り取られます。ですので、コスモスの見頃は過ぎちゃいました。


秋空を見つめ、花びらで雲を描いたのか、はたまた間もなく散る身を憂いてついたため息か・・・




       



              

















「秋桜 風にそよいで 雲描き」


この花畑から眺める東京タワーが好きなんですよね。いつまでも見られることを願います。
コスモスと東京タワー


コスモスを眺めに来たのは私たちだけではなく、赤とんぼもコスモスを眺めていました。コスモスの色で自分の身を染めようとしているのかもしれません。
赤とんぼとコスモス


「それぞれに みを染めてゆく 秋の色」


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posted by ブドリ at 23:00 | 東京 ☔ | Comment(2) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする

2008年10月10日

秋の花 二つ(ミゾソバとシモバシラ)

今回はタイトルにある通り、久し振りに秋の野の花を二つお届けします。どちらも自然教育園で撮影しました。

まずはミゾソバから。

ミゾソバ(溝蕎麦)
ミゾソバタデ科の一年草。溝などの水辺に群れをなして生えます。花と葉がソバに似ていることと、生育場所が溝に多いことから、ミゾソバの名前がつきました。
葉の形が牛の頭に似ていることから「ウシノヒタイ」、花がコンペイトウに似ていることから、「コンペイトウグサ」の別名もあります。


水生植物園に群生してるんですよ。風に揺れるととても気持ちのいい風景なんですよ。見せられないのが残念です。マウスオンでご覧下さい。


花は本当にコンペイトウみたいですよ。マウスオンでご覧下さい。


「溝蕎麦の 揺れてさわやか 風の中」

「色のなき 風に色さす 金平糖」


シモバシラ(霜柱)
シモバシラ花の時期は9月下旬から10月ごろまで、6〜9センチの穂の片面に白い小さな花を多数咲かせます。
冬に、地上に出ている部分は枯れてしまいますが、根はまだ生きていて水を吸い上げます。その水が根本あたりで凍って「霜柱」のような「氷の結晶」ができるところからこの名になりました。(ふつうによく見かける”霜柱”とは別の現象です)
早朝じゃないと見られないので、残念ながら見られそうにありません。
別名 「雪寄草」(ゆきよせそう)


シモバシラの花以前から名前は知っていて興味があってみてみたいと思っていたら、意外と近くの場所に咲いていたんです。

学名を「Keiskea japonica」といって、明治時代の日本の本草学者・伊藤圭介さんにちなんでいるそうです(この方については補足をご覧下さい。)。小石川植物園にも関係のある方だったとはビックリ!

穂の周りにぐるっと咲かないで一方にしか咲かないのはユニークですよね。

シモバシラ上から


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補足
posted by ブドリ at 23:17 | 東京 ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする

2008年10月03日

彼岸花と実りの秋

彼岸花シリーズもいよいよ最終回となりました。
最終回は、小石川後楽園で小学生達が田植えをし、刈り取りを行なった稲との競演です。といっても、刈り取りをした稲は次回じっくりとで、今回の主役は彼岸花ですよ。

青々と育ち、黄色く色付いて頭を垂れていた稲は刈り取られて彼岸花の向こうで干されています。マウスオン・クリックでどうぞ。


彼岸花も稲も空もみんな秋を教えてくれています。マウスオンでどうぞ。


実りの秋も感じる季節ですね。次回?はこの稲藁ですよ!
奥に写っているのが、前回のサギが前にいた藤棚の彼岸花です。
稲藁とヒガンバナ


「共にある 実りに祈る 彼岸花」

「たくさんの 実りを祈る 曼珠沙華」


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2008年10月02日

鷺と彼岸花

彼岸花シリーズもラストスパート。今回と次回を残すのみとなりました。
今回はでサギの白と彼岸花の赤の競演?です。

舞台は小石川後楽園!藤棚の下に咲き乱れる彼岸花の周りを歩き回るコサギを狙いました。

コサギは彼岸花に興味があるのかな?
彼岸花とコサギ


綺麗に彼岸花が水面に写っているのに興味があるのはやっぱり他みたい!マウスオン・クリックで何をしてるか確認してくださいね。

わかりましたか?顔の周りを飛んでいたトンボをパクリと捕まえて食べちゃいました!

ちょこちょこと彼岸花の周りの水田を歩き回って餌を探し回ってます。
コサギと彼岸花


コサギは彼岸花に興味がないけど、わたしは両方に興味があるからこんな風にとって見ました。マウスオンでご覧下さい。


やっぱりコサギは自由に動き回ってるいるのが自然ですよね。この後もしばらくこの水田で餌を探していて、その後、池のほうに飛んで行き、さらにどこかに飛んでいっちゃいました!
水田のコサギ


「すぐそばで 見向かれずも咲く 彼岸花」


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2008年10月01日

輝きを湛えて

もうちょっと続く彼岸花シリーズです。
「輝きを湛えて」と題して、水辺の彼岸花をお届けします。
今回は写真を見て感じて欲しいので言葉は省きます!
ではどうぞ!





       



              




















こちらもじっくりとマウスオン・クリックでご覧下さい。


「日の中で 照らし出されて 曼珠沙華」

「日の道を 歩いていくのか 彼岸花」


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2008年09月30日

「和の趣」曼珠沙華

ここのところ、悠真がお泊りしたり、雨が降ったりで撮影に行けないので、撮りためた彼岸花をテーマを決めてお届けする日々が続いています。
今週は小石川後楽園の彼岸花をテーマごとにお届けしますが、今回は曼珠沙華と呼びます。

今回のテーマは「和の趣」です。
小石川後楽園全体が和なのですが、その中でも「和」を意識して撮影したものをお届けします。

「庭石と曼珠沙華」
このように石を置くのは日本庭園ならではですよね。
庭石と曼珠沙華


「根を張って じっと見つめる 曼珠沙華」


「石の階段と曼珠沙華」
石の階段は愛宕坂と呼ばれ、この上には八卦堂跡があります。でも、この急な階段は通行禁止で脇の坂を上っていきます。


「梅林の中に立つ石灯籠と曼珠沙華」
どちらも佇まいが落ち着いていますね。


「池のほとりの曼珠沙華」
池のほとりに咲く曼珠沙華と池にかかる松の木です。水面に映る姿もいいものですよね。
池のほとりの曼珠沙華


「曼珠沙華 池覗き込み 身を正し」


「秋空の下の曼珠沙華」
菖蒲田の奥の藤棚の下で日除けをするように曼珠沙華が咲いていました。
秋空の下の曼珠沙華


「空見上げ 雲を数える 曼珠沙華」


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2008年09月29日

秋の空と彼岸花

暑さ寒さも彼岸までとはいいますが、彼岸が明けた途端に秋の涼しさを通り越して初冬のような寒さになってしまいました。
急激な変化に体には堪えますが、体調を崩したりしてませんか?

まだまだ、彼岸花をお届けしようと思うのに、拍子抜けしちゃいますね。
でも、そんなことはおいといて、まだまだ秋ですので彼岸花と秋の空の気持ちのよさをお届けします。
すべて前回と同じ、皇居の凱旋濠の石垣の上に並ぶ彼岸花です。
間違いなく東京のど真ん中、いえ、日本のど真ん中で撮影した写真ですよ!

石垣の下から見上げると木々の間の空に伸びる彼岸花がありました。
秋空の中


みんなで仲良く空を見上げて、流れていく雲に手を伸ばしていましたよ。マウスオンでどうぞ。


こちらでは小屋に戻るように移動していく羊雲たちに手を振っていましたよ。マウスオンでどうぞ。


彼岸花もそろそろお休みする時間とみんなで帰っていくように見えませんか?
羊雲に手を振って


「風に揺れ 雲に手を振る 彼岸花」


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2008年09月26日

秋の日とヒガンバナ

まだまだ続くシリーズ「ヒガンバナ」です。
今回は皇居前広場、凱旋濠の石垣の上で、夕陽に照らされて咲くヒガンバナをお届けします。

どんなところに咲いているかわからないと思うので、一枚。
桜田門この写真の右下の松の緑がこんもりしたところが凱旋濠沿いの石垣で、ここに彼岸花が咲いているんですよ。


お濠側からではなくて皇居広場側から見た彼岸花です!

DSC64192.JPGお壕の向こうには官庁街!
通り過ぎる人はあまり目を向けてくれないけど健気に咲いています。



ちょっと一言

下の4枚の写真をクリックすると上に大きく表示され、コメントも表示されます。
(但し、WindowsもMacもFirefoxではコメントが表示されません。)
こじんまりと、でもしっかりと咲いています。 隠れん坊してるみたいに楽しそうに咲いています。 夕陽をシャワー替わりに今日の疲れを癒してるのかな? 暮れてくる日を見つめ考え事をしてるのかな?


コメントが見られない方のために
1.こじんまりと、でもしっかりと咲いています。
2.隠れん坊してるみたいに楽しそうに咲いています。
3.夕陽をシャワー替わりに今日の疲れを癒してるのかな?
4.暮れてくる日を見つめ考え事をしてるのかな?

わずかな隙間から夕陽が差し込んでいるのを見つけ、逆光でも構わず撮影してみたら、なかなかの雰囲気で撮れました。
夕陽を浴びる彼岸花


「夕陽にも 負けず輝く 曼珠沙華」


この石垣の向こうに太陽が見えなくなるとヒガンバナには日が当たらなくなりましたけど、石垣の向こうの空は・・・
金色に輝く空と彼岸花


「照らされて 色柔らかに 彼岸花」


石垣の向こうのお濠では私好みの風景が広がっていました!
夕景・桜田濠




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地図はこちら
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2008年09月25日

お濠沿いの彼岸花

今回は皇居のお濠沿いに咲く彼岸花をお届けします。
といっても、あまりお濠とはわからないと思いますけどね。

撮影した9/23は一つ一つの花は見頃なのですが、全体はまだ5分咲きぐらいで、お壕を赤く染めるというには程遠い状況でしたちょっと寂しかったんです。
桜田濠の彼岸花これは最高裁前の桜田濠の彼岸花です。半分以上つぼみだったんです。対岸もこのような状況で緑色でした。きっと今頃は見頃になっていることでしょう。


少しでも水辺を意識していただこうと何とか探しました!マウスオンでご覧下さい。


「お濠端 こちらの岸でも 彼岸花」


シロバナマンジュシャゲ桜田濠の最高裁判所近くにはシロバナマンジュシャゲ(白花曼珠沙華)が群生しているんです。こちらは赤い彼岸花よりも咲くのが若干早いので見頃を迎えていました。


この場所に到達したのが4時ごろだったので、日の光も夕方の赤い光に
なり始めていました。




       



              



















桜田濠のシロバナマンジュシャゲ夕方の光が当たり、白い花が少し赤味を帯びています。白い曼珠沙華も綺麗なんですよね。
「白くても
 赤くてもなお 
   曼珠沙華」





ところで、彼岸花は、田んぼの畦や斜面によく見かけませんか?
田の畦は、モグラ等の小動物に穴を開けられて、張った水がもれてしまうそうです。斜面に植えられているのもモグラに穴をあけられたりして、土が崩れることもあるそうです。そこで、球根には毒があってモグラが寄り付かなくなることと。球根が土が崩れるのを防ぐために植えられたそうですよ。それに、長時間、水にさらすと毒がなくなりデンプンが取れるので、いざという時の食用にも植えていたといわれています。

今日の俳句はいけてませんね・・・

シリーズ「ヒガンバナ」はまだまだ続きます。

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2008年09月24日

ヒガンバナと一緒に

2008年秋「彼岸花」シリーズの第2弾は彼岸花と他の花とのコラボレーションです。

今回の彼岸花もすべて新宿御苑です。

新宿御苑にはたくさんの絶滅危惧種が保護のために栽培されています。その一つの「タイワンホトトギス」と彼岸花をお届けします。
「タイワンホトトギス」は絶滅危惧IA類(ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種 )に指定されているんです。
マウスオンでどうぞ。


チカラシバなどの背の高い草の中に埋もれる彼岸花をマウスオンでどうぞ。
スッと立っている姿も綺麗ですが、このように埋もれた感じでも赤い花が映えますね。


紫のヤブランの輪の中に一塊の真っ赤なヒガンバナのコラボレーションです。



「あっちこち 彼岸に此岸に 天涯花」

「ひき立てて ひき立てられて 曼珠沙華」


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2008年09月23日

秋分の日・彼岸花

広い地域で秋晴れとなった秋分の日、どのように過ごされましたか?
秋分の日は昼と夜の時間が同じと思われていますが、正確には約14分昼の方が長いんです。詳しくはwikipediaを見てください。実際に昼夜の長さの差が最も小さくなる日は秋分の4日程度後になるそうです。

また、秋分の日は法律では「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」と定義されているんです。ちなみに春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」ですよ。

私はというと、午前中にお墓参りに行って、その足で新宿御苑へ彼岸花の撮影に行きました。新宿御苑内を一巡りして彼岸花や主なものを撮影し、そこから甲州街道沿いに都心方向へ半蔵門まで約1時間歩き、到達した場所は皇居の半蔵門、そして、半蔵濠・桜田濠に広がる彼岸花の撮影と歩き回りました。結局、新宿から半蔵門経由で有楽町まで、休憩も入れて約5時間歩いてしまいました。
今年はちょっと暖かいせいか彼岸花の咲くのが遅く、去年よりも花数が少なくてちょっとがっかりしたところもありますが、それはそれ。頑張って撮影してきましたので今週はずっと楽しんで頂きます。

前置きが長くなりましたが、そんな彼岸花(曼珠沙華)の序章をお届けします。

普通はこんな風に撮影しないだろう角度からお届けします。マウスオンでどうぞ。


前日の雨の名残か彼岸花に水滴がついていましたよ。おまけにアリさんが旬の花の蜜を求めてやってきていました(撮影の時は気付きませんでした)。マウスオンでどうぞ。


新宿御苑の木々の中に咲く花らしさをマウスオンでお届けします。


「墓参り ついでに巡りし 彼岸花」

「墓参り どちらがついでか 彼岸花」

「彼岸花 巡りて偲ぶ 亡き姿」


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2008年09月19日

秋の色

今回はちょっとだけですけど、秋の色をお届けします。

皇居・桜田濠付近で撮影した2枚です。

咲き始めた彼岸花。一筋の木洩れ日を浴びて、秋の色の赤が一層赤く染まっていました。
日を浴びる彼岸花


皇居・桜田濠の向こうに沈む夕陽です。雲はすっかり入道雲から秋のいわし雲に変わっていました。夕陽もぎらぎらした感じから柔らかくちょっと憂いを含んだ感じになっていました。
桜田濠の夕陽


「見上げても 足元見ても 秋の色」


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2008年09月17日

センニンソウ

一生懸命通っても、皇居東御苑に咲く花のすべてをタイミングよく見ることができていないもので、今回はそのうちの一つ、センニンソウをお届けします。
前回の萩のすぐ隣に咲いているんですよ。

センニンソウ(仙人草)キンポウゲ科センニンソウ属
仙人草つる性の多年草です。夏から初秋に、多数の十字状の白い花を咲かせます。クレマチスもこの仲間になります。


花は白い花ですが、4枚の花弁に見えるのは萼片で、本当の花弁はありません。パッと見るとユキノシタのように思えますが、花弁に見えるのが萼片というのは同じですけどね。
センニンソウ


センニンソウ(仙人草)という名前は、実の先端につく白い羽毛状のものを、仙人のヒゲに見立てたことからこの名が付いたいわれます。有毒な植物なので馬も食べないことから「馬食わず(うまくわず)」という別名もあります。
センニンソウの花


仙人草のつる

宮沢賢治の「春と修羅」中の作品「東岩手火山」に登場します。とても長い詩なので冒頭と仙人草が登場する部分のみ紹介します。

 月は水銀 後夜(ごや)の喪主(もしゅ)
 火山礫(れき)は夜の沈殿(ちんでん)
 火口の巨きなゑぐりを見ては
 たれもみんな愕くはずだ
  (風としづけさ)
 いま漂着する薬師外輪山(ぐわいりんざん)
 頂上の石標もある
 (月光は水銀、月光は水銀)
(略)

 三つの提灯は夢の火口原の
 白いとこまで降りてゐる
 (雪ですか、雪ぢやないでせう)
 困つたやうに返事してゐるのは
 雪でなく、仙人草のくさむらなのだ
 さうでなければ高陵土(カオリンゲル)
(略)



「一人より みなで集って 仙人草」

「みなで群れ 修行をつみし 仙人草」


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2008年09月16日

中秋の名月も過ぎ、秋の彼岸ももう間近。彼岸花の便りも届き始め、一気に秋へと向かっていくのでしょう。
秋といえば、「萩」ですね。
万葉集では萩を詠んだ歌は約140首と花の中では最も多く、別名を「秋知草(あきしりぐさ)」といわれるように、萩の花が咲くと秋が来たことを感じていたのでしょう。

それでは皇居東御苑で撮影した写真をどうぞ。

水路にかかる萩の花です。通りかかったらちょうど水路に日が差してキラキラと輝き、萩を彩っているようでしたので、今回はこのような写真をお届けします。
萩

水路の輝きと萩微妙に風があって、水路にかかる木々が揺れ、水面の輝きもチラチラと揺れていました。
萩の枝に秋が揺れていますね。


揺れる萩少し位置をずらして撮影すると、水面にさす光も変わります。右に左に、萩も揺れれば、私も移動して追いかけっこです。


面白いことに、私が写真を撮ってる時は、「キラキラ輝いて萩の花と一緒で綺麗ね」と通りがかった人が見ていくのですが、撮り終えて移動すると、立ち止まる人はいなくなるんですよね。まぁ、仕方ないですね。


「吹く風に 木洩れ日も揺れ 萩も揺れ」


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2008年09月03日

キバナコスモスと蝶

ちょっと間が開きましたが、浜離宮庭園のキバナコスモスをお届けします。
今回はキバナコスモスに戯れるチョウチョたちをお届けします。

まずは、キバナコスモスとナミアゲハです。優雅な感じですね。
キバナコスモスとナミアゲハ


キバナコスモスの周りでも、空に舞い上がってもカップリングに熱心なナミアゲハをマウスオンでご覧下さい。


ナミアゲハとアオスジアゲハナミアゲハの次は遠くに控えているアオスジアゲハです!


オレンジ色に青いスジが映えますね。マウスオンでご覧下さい!


アオスジアゲハとツマグロヒョウモンアオスジアゲハの次は奥に止まっているツマグロヒョウモンのメスです。


オスとメスで模様の違うツマグロヒョウモン。この写真はメスです。マウスオンでご覧下さい。


真っ黒なカラスアゲハも対照的な色で綺麗です。マウスオンでご覧下さい。


「揚羽蝶 どの花選ぶか 目移りし」


大きなチョウはゆったりと花の蜜を吸いに止まってくれるんですけど、モンシロチョウはひらひらと舞い続けて止まってくれないのでピンボケです。マウスオンでご覧下さい。


「夏の蝶 時期からすれば 秋の蝶」


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2008年08月30日

秋を思わす空と黄花秋桜

見上げる空にはすっかり秋の気配が色濃くでていますね。今回はそんな秋の空とキバナコスモスをお届けします。

キバナコスモスの上に広がる空はこの通り秋っぽいですよね。
誰ですか?飽きっぽい、なんて思った人は!
秋の空とキバナコスモス


1本でも、2本でも、3本でも、見上げる空に秋の気配を感じて佇んでいます。




          



                   





















これがビックリ!写真を整理していて偶然発見したんですけど、太陽の周りに暈が見えてたんです。題して「日暈をかぶるキバナコスモス」。マウスオンでどうぞ。


上の写真、実は一眼で下の写真を撮影して、おまけにGR-DIGITALでもなんて撮影してみたんです。そうしたら太陽からのプレゼントを貰っちゃいました。
キバナコスモス


でも、皆さん、知ってました?秋の空に浮かぶ雲はキバナコスモスが空に描いてたんですよ!
秋空を描くキバナコスモス


「花咲いて 空にも開く 秋の雲」


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2008年08月29日

キバナコスモス

すっきりとした日がなく、気分が塞いでませんか?
そんな気分を吹き飛ばしてもらおうと、浜離宮庭園に広がるおよそ10万本のキバナコスモス畑の様子を数回に分けてお届けします。
これで浜離宮庭園のキバナコスモスは3年連続の登場です。

今年の第1回はコスモス畑をドドーンとお届けします。
まずはマウスオンでご覧下さい。


のんびりと眺めていってくださいね。




       



              



                     



























コスモス畑の中を歩く老夫婦です。
写真を頼まれたので撮影してあげました。バンクーバーに御住まいだとか。この後、読売新聞のカメラマンにモデルを頼まれてました。
キバナコスモスと老夫婦


ここから見る風景には東京タワーが顔を出してくれるんです。マウスオンでどうぞ。


オレンジのキバナコスモスだけもいいですけど、黄色いキバナコスモス、そしてコスモスの組み合わせはいかがですか?マウスオンでどうぞ。


「ゆく夏を 艶やかに咲き 見送って」

「咲く花も 移り変わって 秋近し」


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2008年08月26日

タカサゴユリ

ぐずついた天気が続き、なかなか写真が撮れないので、お盆の頃の写真からタカサゴユリをお届けします。

タカサゴユリ(高砂百合)
高砂百合台湾の山地に広く野生するユリで、大正12年に日本へ種子が入りました。
テッポウユリに似ていますが、テッポウユリと比べて、葉が細い、花が細長い、花の外側が淡い紫褐色を帯びている、花期が8月とちょっと遅い特徴があります。
別名、細葉鉄砲百合



種子をまくと1年で開花するのでよく殖え、各地で野生化しているようです。花言葉は純潔。
白く清楚な花をマウスオンでご覧下さい。


暑い真夏の太陽の下で涼しげな高砂百合をご覧下さい。
タカサゴユリ


「百合の花 風に優美な 香(か)を乗せて」


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2008年08月23日

ナンバンギセル(思い草)

23日は、二十四節気で暑さが治まるころとされる処暑(しょしょ)ですが、東京では暑さが治まるというより涼しくなりすぎてすっかり秋真っ只中という陽気に変わってしまいましたね。
というわけで秋を思わせるススキが勢いよく伸びている足もとに咲く小さな花をお届けします。

2年ぶりに登場、思い草(ナンバンギセル)です。
目黒の自然教育園で撮影しました。

ナンバンギセル(南蛮煙管)  浜靫(はまうつぼ)科

ススキナンバンギセルはススキ(薄)、サトウキビ(砂糖黍)や茗荷などの根に寄生して栄養分を横取りする寄生植物です。光合成をしなくても生育することが出来るので光合成器官である葉が必要なく、退化してほとんどありません。ですからススキの根元などの日陰の目立たないところで咲いています。「思い草」と呼ばれていた日本古来の植物。
さて、この写真のどこに咲いているでしょう?


花が下を向いている様子が物思いに耽って俯いているようにも見えることから、「思い草(オモイグサ)」と呼ばれ、万葉集に
「道の辺の尾花がもとの思い草 今さらになど ものか思はむ」
と歌われました。
この歌の意味は『「道ばた」に生える尾花(ススキ)だけを頼って生きているナンバンギセルのように、私はあなた一人を頼りに生きているのですから、今さら、何一つ考えることはありません』というものです。
思い草万葉の人はすでにススキとナンバンギセルの関係を知っていたということですよね。なんという観察力なんでしょうか。


1600年ごろポルトガルなどの南蛮船でタバコが渡来。南蛮人がタバコを吸う、クレイ・パイプ(陶器製のパイプ)が、この花の様子に似ていることから、ついた名前です。
花を横向きに倒してみてみるとキセルっぽいんですよ。
ナンバンギセル



「ひっそりと 影に隠れて 思い草」


ナンバンギセルの花の中こういう花の中ってどうなってるか見たくなりませんか?這いつくばって頑張ったのですが、今ひとつはっきりと撮影できませんでしたので雰囲気だけ感じてください。


「俯いて 顔を見せずに 思い草」


この花は珍しい形をしているのでつい鉢植えにでもしたくなるかもしれませんが、前にも書いたとおり、ススキなどの根に寄生する植物なので、ススキなど無しには生きていくことができないので、抜き取って持っていっても育てることは出来ませんので、そっと見守りましょう。
「吸いたいと 取らずに見守れ きせる草」


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posted by ブドリ at 22:53 | 東京 ☔ | Comment(2) | TrackBack(1) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする

2008年08月20日

サギソウ(鷺草)

昭和記念公園のヒマワリは8/18日から刈り取られはじめてしまいましたが、さざなみ広場では31日まで「サギソウまつり」が行なわれています。
サギソウって何?という方のためにご紹介します。

サギソウ(鷺草) ラン科
サギソウ花壇茎の先端に通常は1つ、勢いのよいもので数個の花を付けます。花の形が白鷺が羽根をひろげたような形なのでこの名前がつきました。実は白鷺という鳥はいなくて大鷺、中鷺、小鷺の白い鷺の総称なんですよ。
昔は白鷺も鷺草も普通に見られていたようですが、鷺は今でもなんとか見られますが、鷺草は乱獲や環境の変化によって全国的に絶滅が危ぶまれ、環境省レッドデータブックでは準絶滅危惧種に指定されています。
8/21の誕生花で、花言葉は「芯の強さ」(鷺草)です。


1羽で咲くもサギソウ
サギソウ


3羽で咲くもサギソウ
鷺草


群れて咲いてもサギソウ
さぎそう


やっぱりこうやって咲くのが一番いいなぁ。なんて、鷺草にヤキモチ!
鷺草にヤキモチ


「鷺草の 寄り添う姿に 嘘はなし」


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posted by ブドリ at 23:58 | 東京 🌁 | Comment(5) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする