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「心象スケッチ(新) 第2集」

URLはほとんど変わらず
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そして外観もほとんど変わりません。
これまで同様のご愛顧よろしくお願い致します。

2007年06月12日

ムシトリナデシコ

今日は1ヶ月ぐらい前に小石川植物園で撮影した花で、紹介しようと思っていてなかなか機会の回ってこなかった花を紹介します。

写真の数は少ないのですがその名前や由来に注目です。

ムシトリナデシコ(虫取撫子) ナデシコ科
別名 蝿取撫子・小町草(こまちそう)
江戸時代にヨーロッパから観賞用に導入された帰化植物です。

ムシトリナデシコ花のつく節の下あたりに粘着性の分泌物を出すため、下から這い上がってくる虫などが付着して動けなくなるので”虫取り”とか”蝿取”の名がつきました。
食虫植物ではないので消化、吸収はしません。
直接花に飛んでくるチョウチョや蜂のために準備したせっかくの蜜や花粉がアリなどに食べられないようにという事なのでしょうか。
効率的に受粉できる戦略なのでしょうね。

写真の花が淋しくてごめんなさい。標本園でもともと株が少ない上、ピーク前で花数が少なかったんです。


小町草

花の写真はこれしかないんですけど、ここで終わったら、なんで紹介したいのかがわからないといわれそうですね。
別名にもう一つ「小町草」とありますね。これが本題です。

小町草の小町とは○○小町などとよく使われる小町と同じで美女の代名詞ともなった小野小町のことです。
それではなぜ、この花が小町草なのでしょうか?見た目にはピンクで鮮やかですがそれだけではないようです。

下からやってきた虫が花目前で空しくも手が届かない姿が、小野小町に「百日通い続けたら、あなたのものになる」といわれ、毎日通い続けて、九十九日目に息絶えてしまった深草の少将の姿のよう。と「花の日本語(幻冬舎)」に書かれています。

「深草の少将百夜通い」
小野小町の美しさに魂を奪われた深草の少将は、小町に求愛しますが、小町は「100日間私のもとに毎晩通ってくだされば、あなたの想いを受け入れましょう」と約束。少将は99日まで通い、最後の晩、大雪のため途中で凍死してしまうのであった。
深草少将は実在の人物ではありませんが、邸宅跡なども伝えられ、今でも悲恋の物語として伝わっています。

なるほど。小町にはそういう意味合いもありそうですね。
最近はあまり言われなくなりましたが、○○小町なんてまさに愛想を振りまいて、男性の気を惹くけどほとんどの人は虫の様に叩き落されるわけですからね。

「風に揺れ 思わせぶりに 小町草」


最後に、ムシトリナデシコのように花の付け根に粘液をだす花をもう一つ。マウスオンでご覧下さい。

ムシトリビランジ ナデシコ科


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posted by ブドリ at 21:37 | 東京 🌁 | Comment(6) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
虫取り撫子ってどうして”虫取り”なのかと、
ずーっと思ってたんですが、
やっとわかりました!
よかった。ありがとうございます♪
アリなどに食べられないようにだったんですね。
食虫植物でもないのに不思議だったんです。
それにしても深草の少将に似せて小町草なんて、
アリさんも大変ですね。^^
Posted by やんやん at 2007年06月12日 22:27
やんやんさん
少し前にやんやんさんもムシトリナデシコの写真を載せていらっしゃいましたよね。
私も写真を撮った時にはどう見ても虫を取ってないよなぁと不思議だったんです。それで調べて納得して、それ以来載せる機会に恵まれない不遇な写真となりました。バラの花がこの花を捕らえて公開させないようにしていたようです^^
花に歴史ありですね。
Posted by ブドリ at 2007年06月12日 22:44
我が家の庭には、ムシトリナデシコがいっぱい咲いているんですよ〜。
母が好きで、色々な色を植えています。

なので、粘着性の分泌物を出すことは聞いていたのですが、小町草の由来は知りませんでした。
早速、朝ごはんの支度をしながら、母に教えてあげたいと思いまーす(^^)
Posted by なぎママ at 2007年06月13日 07:00
お花の名前には、色々な由来、言い伝えがあるんですね。
「花の日本語(幻冬舎)」に書かれたお話がとても悲しいです。゜(T^T)゜。
小野小町のイメージと俳句がとても合っていて、思わず笑ってしまいました!
さすがブドリさん、上手ですね♪
Posted by MAI at 2007年06月13日 08:44
こんにちは
この花 見たことあります
実家の裏にも咲いていました
ムシトリナデシコって言うんですね
俳句 お見事です
Posted by ayu at 2007年06月13日 15:33
なぎママさん
ムシトリナデシコ咲いているんですか!珍しくない花なんですね^^;
ぜひお母さんに話してあげてください。これできっとまた花の数が増えていくことでしょうね。

MAIさん
花の名前に昔の人の名前を付ける感覚は日本人独特なんでしょうかね。おかげで花を知ることで沢山のことが学べてありがたくもありますね。
俳句褒めてくれてありがとうございます。

ayuさん
おそらくあちこちで咲いているんです。気が付くか気が付かないかの差なんでしょうね。
俳句、お見事なんていってもらえて嬉しいです^^
Posted by ブドリ at 2007年06月13日 23:36
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