上野東照宮ぼたん苑にはたくさんのぼたんがあります。人の顔より大きなぼたん、
今回はぼたんの花の色とりどりと柔らかさを伝えられればと思います。
ちょっと一言
下の8枚の写真をクリックすると上に大きく表示され、コメントも表示されます。
(但し、WindowsもMacもFirefoxではコメントが表示されません。)
@白の落ち着いたぼたん A赤に白の絞りのぼたん
Bピンクの大きなぼたん C濃いピンクのぼたんも鮮やかで綺麗
D白のレースが揺れるようなぼたん E日に透けた赤が眩しい
F花の感じがエレガントなぼたん G透けた花びらが綺麗です
「ボタン花の 色香に惑い 右左」
ちょっと変わったぼたんをマウスオン→クリックで2枚目、3枚目をごらん下さい。
1枚目 ぼたんではなく外国の芍薬でミスアメリカです。純白だそうですが、ちょっとクリーム色がかってました。
2枚目 アメリカのぼたんで「ハイヌーン」 和名だと真昼間
3枚目 ちょっと変わった形のぼたん「胡蝶の舞」
最後にもう一枚。
「牡丹花は 咲き定まりて 静かなり
花の占めたる 位置のたしかさ」
木下利玄(きのしたりげん)
この短歌は納得しますよ。
「はらり落つ 牡丹の音に 耳澄まし」
ちなみに「牡丹」は夏の季語。俳句のうえでは夏に突入です。
上野東照宮ぼたん苑はそれほど広くはないのですが、たくさんのぼたんや芍薬が植えられていて楽しめます。5/6までですので是非足をお運び下さい。
ここでは豆緑(とうりょく)とういう中国の幻のぼたんがあるのですが、残念ながら花芽が今年は付かなかったそうで見られませんでした。
次回はちょっと違う角度からお届けします。
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【花歩記 いろいろの最新記事】
宮沢賢治は伝統的な美の感覚を避けたのでしょうか。
あれほど多くの植物を作品に登場させていますが、牡丹を歌ったものはありません。
三島由紀夫の短編に退役した軍人が殺戮した人の数だけ牡丹を集めて庭園を造る話がありましたが…。ちょっとコワイですね。
牡丹灯篭も怖いし…、この世のものとも思えない美しさは怖いものかも…。
ブドリさん、ゾクゾクしましたか?
牡丹に圧倒されました。今までじっくりと見たことがなかったので、ゾクゾクするより花びらの柔らかな感じに見入りました。
確かに牡丹に関連したものが無いですね。目立ちすぎる花を避けたのかもしれません。
削除しておきました。
鮮やかな色も気品があってステキなんですけど、どうしても淡い色に目が言ってしまいます(汗)。
『日に透けた赤が眩しい』←この写真を見ていると、花びらの中から小さな妖精が登場し、キラキラと輝きながら花びらの上で踊っていそうなイメージが浮かんできました。
フンワリとしたボタンのお花の、柔らかさが写真を通して伝わってきます。
写真に手を触れたら、本当にお花に触れそうです!
でも、真っ赤なボタンの横顔がチューリップに見えてしまったのは、私だけでしょうか・・・(^^;
素敵な言葉ありがとうございます。
ふんわり感をホントに感じてもらえたようで嬉しいです^^
なぎママさん
真っ赤な横顔がチューリップですか!
たしかにこういうチューリップもありますよ。
別の花に見えるっているのも写真の撮り方の妙ですね。自分で言っちゃいました^^;