私のハンドルネームのブドリも賢治の作品「グスコーブドリの伝記」からお借りしているものです。
明治29年(1896年)8月27日に花巻で生まれ、昭和8年(1933年)の9月21日 午後1時半、37歳で永眠しました。
生前に雑誌や新聞に投稿・寄稿した作品も存在しますが、本として刊行されたものは詩集として『春と修羅』(但し自費出版)、童話集として『注文の多い料理店』だけです。
その他の作品は遺品整理の際に発見されて発表されたものです。
「雨ニモ負ケズ」もカバンの中にあった手帳に書かれていたものです。
賢治は今でこそ作家のように思われていますが、生前は農業指導家・教育者・作詞家とし活躍し、詩人・童話作家としては死後に認められた部分が大きいのです。
昨年の今日のブログで
「宮沢賢治が亡くなったのは37歳。
この私は来年37歳。
何をなすことが出来るのだろうか。
秋の日に考えてしまう。
人生色々だ。」
と書いていました。この一年で、一体私は何が出来たのだろうか。
会社を辞め、塾で子供たちに勉強を教え、日々写真を撮り、俳句を作り、ブログに載せて。何か変わったのだろうか。よくわからない。
ブログをやりながらいろいろ悩みました。やめようかと考えたこともあります。今もいろいろ悩んでます。
答えの出ないことばかりです。この1年何が出来たかわかりません。
でも一つ言える事はたくさんのいい出会いがあったこと。
ブログを通じて、会社を通じていろいろな人に巡り会えたこと。
それだけは確かです。本当に感謝です。
そして、やはり一番大切なことはこれなんだと。
「雨ニモ負ケズ」
(前部 略)
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ
「注文の多い料理店 序」
(前部 略)
けれども、わたくしは、これらのちいさなものがたりの幾きれかが、おしまい、あなたのすきとおったほんとうのたべものになることを、どんなにねがうかわかりません
この部分を大切にしていきたいと思います。
そして、このブログに来てくださる人に
私と接する機会を持って頂いた人に
昨日より今日、今日より明日と
少しでも笑顔が増えなすようにと思いを込めて
写真と俳句を届けていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。
「賢治忌の 空に心も 駆け巡る」
参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
タグ:宮沢賢治
【雑記の最新記事】
「雨ニモ負ケズ」は私も好きです。
でくのぼうは私の目標です。
ブドリさんの気持ちはとても伝わってきます。
「自分が何を出来るというんだろう?」と私もよく思います。
でも、こうやって、悩みながらも何かを伝えていけるということが、きっと何かにつながっていくんだと私も思います。
これからも、ブドリさんの感動を、写真と言葉で伝えていってくださいね。
ありがとうございます。
続けていくことが大切ですよね。
これからも頑張りますのでよろしくお願いします。