でも、今月は子どもたちが楽しみなクリスマスがやってきますね。
というわけで今月はクリスマスの絵本をお届けします。
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「ゆめのゆき」
エリック・カール 作・絵 あおき ひさこ 訳
偕成社
物語に出てくるのは、おじいさんと5匹の動物たち。
小さな農場におじいさんが住んでいて、片方の手で数えられるだけの動物を飼っていました。
動物達にイチ、ニィ、サン、シィ、ゴーという名前をつけ、毎日一生懸命世話をしました。
動物たちが住んでいる納屋の隣に小さな木が立っていて、それには「キ」とよんでいました。
ある晩、おじいさんはイスに座って、
「クリスマスだというのに雪がふらないなぁ」
と、つぶやきながらうとうとと夢を見ます。
夢の中では雪が降り、おじいさんを白い毛布でやさしく覆いました。
イチ(うま)、ニィ(うし)、サン(ひつじ)、シィ(ぶた)、ゴー(にわとり)も雪の白い毛布でやさしく覆われました。
それぞれのページにちょっとした仕掛けが・・・
夢から覚めたおじいさんが外を見ると、「ゆめのゆき」ではなくて本物の雪が積もっていました。
「あっ そうだ!もうすこしでわすれるところだった」とおじいさんは身支度をして箱を持ち、袋を背負って急いで外へ出ました。
おじいさんはキをきれいにかざり終わると、おおきな声でみんなに言いました。
「メリークリスマス!」
そしてスイッチを押すと・・・
最後の仕掛けを言っちゃうと音が流れるんですよ。
お子さんは音が出ることに夢中になっちゃうかもしれませんね。
でも大丈夫!
電池を交換できるので音はいつまでも楽しめます。
話に大きな展開はありませんけど、静かな冬の日に、子供と一緒にお家でゆっくり読むといいと思います。
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静かにゆっくりしたしたながれとたっぷりの仕掛け、魅力的です!!
ワイワイとにぎやかな雰囲気もよいですが、静かに流れる時間もまた大切にしたいですね♪
そうなんですよ、エリック・カールの絵本にクリスマスの作品があったんですよ!
あってもほとんどこの季節にしか店頭には並ばないので気づかないと思います。
ゆっくりと1ページ1ページを味わいながら読んで欲しい絵本ですよ。