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「ぼくがラーメンたべてるとき」
長谷川 義史 作・絵 教育画劇
「ぼくがラーメンたべてるとき、となりでミケがあくびをした」
「ミケがあくびをしたとき・・・」
「となりのみっちゃんは・・・」
「となりのとなりのたいちゃんは・・・」
と、ラーメンを食べてる時に身近な人のことからどんどんどんどんつながっていきます。
隣の町へ、隣の国へとつながっていきます。
そう同じ空の下で、すべてが起こっているのです。
それは絵本の中のことではなく、私がブログを作っている瞬間も、これを読んでくれている瞬間も世界ではいろいろなことがおこっているんです。
決して最後は楽しい絵本ではありませんけど、この絵本を通して今、地球全体を感じてもらいたいと思います。
クリスマスを前に、楽しく過ごせることってどんなことなんだろうって、ちょっと立ち止まって考えて欲しいと思います。
実はこの絵本を読んだ時、星野道夫のことを考えました。
「あわただしい、人間の営みと並行して、
もうひとつの時間が流れていることを、
いつも心のどこかで感じていたい。」
「大都会の東京で電車に揺られている時、
雑踏の中で人込みにもまれている時、
ふっと北海道のヒグマが頭をかすめるのである。
ぼくが東京で暮らしている同じ瞬間に、
同じ日本でヒグマが日々を生き、呼吸をしている・・・・・・」
などと著作に残しています。
この瞬間、何かを感じることで、何かの一歩になるかもしれません。
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日々平和であることが当たり前のことのように幸せに過ごしているこの瞬間にも、いろいろなことがおきているんですよね・・・。
ブドリさんと同じ空の下、同じものを見て感動する同じ時間を共有していることに感激することが多いですが、それも本当に少しの偶然のこと・・・。
より広い世界では、同じ空の下で・・・。
今日はちょうど保育園の保護者会代表として人権問題の講演会を聞いてきたこともあり、深く考えさせられました。。。
私もタイトルと表紙を見たときはまた笑わせる内容かなと思ったんですけど、これがまたシュールな内容なんです。
でも、子供の時からいろいろなことを意識するためには必要だなと思いましたね。
保護者会の講演会のあとでは尚更色々と感じられたことでしょうね。
私も違う場所で同じものを見ているなぎママさんと時間を共有していることはとても嬉しいです(^^)