今年も一度は行かなければと思っていたのですが、終了ぎりぎりの13日(土)にようやく行くことが出来ました。
菊花壇展示に使用されている花はすべて、御苑の菊専門スタッフが1年がかりで作り上げているそうです。
展示は終了してしまいました(毎年同じことを言って申し訳ありません)が、数回にわたって菊花壇展の模様をお届けします。
江戸菊花壇
一見すると、同色の菊を1本ずつ寄せ植えしたようにも見えますが、じつは同じ一つの株から花が咲いています。1株を27輪で仕立て、黄、白、紅と配色よく、前、中、後と三列に高低差をつけて植え込みます。カーソルを乗せてご覧ください。
新宿御苑で江戸菊花壇を作り始めたのは明治11年(1878)のことで、御苑の菊花壇のなかでもっとも古い歴史があります。
大作り花壇
1株から枝数を増やし数百輪の花を咲かせて、半円形に整然と仕立てて咲かせる技法を「大作り」と呼んでいます。これは新宿御苑独自の様式で、全国各地の菊花壇展などでみられる「千輪作り」の先駆けにもなっています。明治17年(1884)に作り始められました。
本年は500輪を超える大作り、3株が飾られています。花数は左から627輪(白)・565輪(白)・590輪(黄)
裾野の月・627輪、白孔雀・565輪、裾野の輝・590輪をカーソルを乗せて、クリックして順に御覧ください。
懸崖作り花壇
青竹を生かした上家の懸崖作り花壇は、大中小の花鉢を、古木の台座の上に配色よく並べ、足元には枯れた松葉を敷き、秋の庭園の景観との調和を演出するなど、趣向を凝らした花壇です。新宿御苑では大正4年(1915)から作られています。
カーソルを乗せてご覧ください。
カーソルを乗せてご覧ください。
参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします



![]() 身近な自然からの便り |
参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします


【花歩記 秋の花の最新記事】