今回は久しぶりのシリーズでお届けします。
言問橋の街灯に止まるゆりかもめ?(話の流れ上ユリカモメにしてください)
「あんなに高いの作っちゃって、静かだったあの頃が偲ばれるよ。
業平の時代は遠くになったもんだ。」
写真にカーソルを乗せて御覧ください。
伊勢物語に次の一節があります。
伊勢物語 (九段) 東下り 都鳥
猶行き行きて武蔵の国と下総の国との中に
いと大きなる河あり それをすみだ河といふ
その河のほとりにむれゐて思ひやれば限りなく
とほくも来にけるかなとわびあへるに渡守
「はや舟に乗れ日も暮れぬ」といふに乗りて
渡らんとするに 皆人物わびしくて京に思ふ人
なきにしもあらず さるをりしも白き鳥の嘴と脚と
赤き 鴫の大きさなる 水のうへに遊びつつ魚をくふ
京には見えぬ鳥なれば皆人見知らず
渡守に問ひければ「これなむ宮こどり」といふをききて
名にし負はばいざ事問はむ宮こ鳥
わが思ふ人はありやなしやと
とよめりければ舟こぞりて泣きにけり
また、古今集には次のように書かれています。
(略) 渡守に「これは何鳥ぞ」と問ひければ
「これなむ都鳥」と言ひけるを聞きてよめる
在原業平朝臣
名にし負はばいざ言問はむ都鳥
わが思ふ人はありやなしやと
この、読まれた地がこの隅田川のほとり。
スカイツリーの立つところは業平橋、ここは言問橋。
諸説ありますが、これが地名の由来と言われているものの一つです。
ちなみにスカイツリーの最終的な高さ634mは武蔵野の国の語呂合わせです。
「よくもまぁ、あんなに高いもの作ってるよ。技術ってのはすごいなぁ。」
「なぁ、あんちゃん、はとどれくらい高くなるんだい?」
「634mのうちの398mだから、え〜と〜」
「まったく、はっと計算できね〜のかよ」
写真にカーソルを乗せてご覧ください。
「おれよ、スカイツリーのマネが出来るんだよ、みてかね〜か?」
「ちょっとだけだよ」
「一つ目な、じっとしてるクレーン」
「・・・・・」
「次な、吊り上げてるクレーン」
「ハットしない、いやいや、パッとしないよ」
写真にカーソルを乗せてご覧ください。
「なぁ、後ろから近づいてくるやつがいるぞ」
「ほんと、まさかストーカー?」
「多分、ダジャレ好きのオヤジよ〜」
「まさか、ハトに覚(はと)られないように、なんて近づいて来てないわよね」
「見るな!あぁいうやつはそっとしとこう!」
「上手く撮れたって思わせておけばいいわよ」
とまぁ、鳥たちとの遊びはここまで。
ここからはちょっと一人でスカイツリーと遊んでみたのでご覧あれ!
東京スカイツリーって意外と軽いなぁ!
なんてな!
これでスカイツリーは俺のものだ〜
ガッハッハ〜!
(´Д`;)/ヽァ・・・ 一人で何やってんだろ・・・
見てくれた人に楽しんでもらえたら、それでいいや。
ハーと、ため息ついちゃダメだと、ハトに言われちゃいそう(^^)
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最後の写真に拍手です。
よく思いつかれましたね!!!
皆さんが、自分のものにしてしまうのだから…。
「都鳥」は、ユリカモメなのでしょうか、あるいは、鴫の種類なのでしょうか。
最初の写真、ユリカモメと言われるとそのように見えますが…。(@_@;)
よく思いついたというか、この隅田川沿いで写真を撮ってるカップルは必ず指先で摘んでる写真、てっぺんを撫でてる写真、持ち上げてるような写真とかを撮ってます。私は一人で負けじと撮影というわけなんですよ。
一人ではなかなか恥ずかしいものです(^^;)
錢無のとっつあんさん
スカイツリーはみんなに思い思いの形に捕まえられていくつあっても足りません(^^)
都鳥はユリカモメのことのようです。ですので、写真もユリカモメか他のカモメか判断がつかなかったんですけど、ユリカモメということで・・・
夏羽と冬羽が生え変わるので分かりにくいのかもしれません。
私もエッフェル塔を手のひらに載せたことがあるので、なぎにそう話すと、お目目キラキラさせて聞いてくれていたので、実際になぎにもやらせてあげたいと思いつつ、そう簡単にかなえられるものではないので大きな夢となっていましたが、東京スカイツリーなら乗せてあげることができそうですね(^^)
素敵ステキです!!
エッフェル塔を手のひらですか!
そっちもいいですね〜
なぎくん、目をキラキラさせてたんですね!
ならばぜひ、浅草から隅田川沿いを歩けば東京スカイツリーはもうなぎくんのもの!
お帰りはぜひ水上バスで!