引越のお知らせ
サーバー容量がいっぱいになったため移転しました。
ここには私のブログの更新情報のみ掲載いたしますので参考にしてください。

新たなブログのタイトルは

「心象スケッチ(新) 第2集」

URLはほとんど変わらず
http://tuiterune-sketch2.seesaa.net/tuiterune-sketch2と2が加わっただけ。
そして外観もほとんど変わりません。
これまで同様のご愛顧よろしくお願い致します。

2010年07月05日

ドクダミの自由研究

とある初夏の日の新宿御苑。いつものように母と子の森でラクウショウの気根を撮影していた時のことです。
近くで咲くドクダミの花を一緒に撮影していて、ふと気気になることが。
「あれ?」
何が気になったかはマウスオンでどうぞ。

ドクダミの花がの白い部分が1枚だけ開いてない。これってなぜ?
長年生きてきてドクダミの花って白い部分は一斉にひらくものと思っていたので不思議でした。
というわけで、ここから自由研究の始まりです。

どくだみの花を探し回りました。

と、その前にドクダミの基礎知識。
ドクダミ(毒痛み)「毒」を「矯め(ため。収める、の意味)」る、即ち、毒を止める効能があるところからの命名。別名、ドクダメ(毒溜め)、ギョセイソウ(魚腥草)、ジゴクソバ(地獄蕎麦)、ジュウヤク十薬。花びらのように見える白い部分は総苞といって、花弁ではありまえん。花は棒状の花序に淡黄色の小花を密生させます。本来の花には花弁もがくもなく、雌しべと雄しべのみです。
この総苞が白くなるのは半夏生が白くなるのと同じなんですよ。

ということで、花びらのような白い部分は総包だと分かりましたね。それを踏まえて先に進みます。全て別々の花ですけど、いくつもの花を撮影しての私の自由研究ですので、違うというご指摘がありましたらどうぞコメントください。

1.総苞が開く前(仮に蕾とします)
ドクダミ・総苞が開く前ドクダミの苞が外側から徐々に動き始めます。一枚一枚ねじれがほどけていくようです。


もうちょっと開いてもう少し開いた状態を上から見るとこんな感じです。



2.総苞が1枚開き始める。
総苞が1枚開いたなんと!総苞が1枚ずつ開いてる!他の花を探してみましたが、やはり同じように1枚ずつ開いているのです。「こんにちは」ってな具合です。


3.総苞が2枚開く。
総苞が2枚開いた状態総苞1枚開けば当然2枚目が開きます。開いた側のしたの方の花から咲き始めています。


4.総苞が3枚開く。
総苞が3枚開いた状態2枚とくれば当然3枚目が開きます。下の方の花がどんどん開花しています。


5.総苞がすべて開く
総苞がすべて開く4枚の総苞が開いた状態です。
この状態では花はたくさん咲いています。


開花状態のドクダミの花です。真ん中の棒状の花序のまわりに小さな花がびっしり。一つ一つの黄色いものが雌しべ、そのまわりに3本の雄しべがあって、ひとつの花を形成しています。
ドクダミの花


でも、これだけじゃ終りません。いろいろ見ているうちに発見しちゃいました。
ドクダミの白い総苞は4枚と普通は書かれています。でも総苞を5枚持つドクダミを見つけました。マウスオン・クリックでどうぞ。

ドクダミの花には小さな小苞というものが付いていて、下の花のものが大きくなっただけという意見もあるかもしれませんが、5枚目が変に重なってはおらず、うまく配置していることを考えると、総苞が5枚というのが正しく思えます。
これを見ればあきらか!5枚の総苞が順番にひらいてます!
マウスオンでどうぞ。


総苞は5枚までか。これは小苞が大きくなっただけという感じで6枚というのはちょっと無理かもしれませんが、実際は6枚のものもあるようですよ。
総苞が6枚?

というより、6枚のも撮影したはずなのですが、写真がない!
ドクダミが写りたくなかったのかもしれません。

ちなみにヤエドクダミというものもありますが、これは小さな花についている小苞が大きくなったものです。

ドクダミは生命力が強く、ちょっと放っておくとあたり一面ドクダミだらけということになってしまいますね。一説によると、ドクダミの茂る土地は浄化されてイヤシロチ、簡単にいうと今ブームのパワースポットのような場所になるそうで、無下に嫌がってはイカンとのことです。

新宿御苑だけではなく、他の場所の花壇などでも確認していたらご報告が遅くなり、ドクダミの花も終わりかけになってしまいました。
まだ咲いているでしょうから機会があったら観察してみてください。

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posted by ブドリ at 23:10 | 東京 🌁 | Comment(4) | TrackBack(0) | 花歩記 夏の花 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
梅雨本番一日の内1回は必ず土砂降りするという湿り気130%の日々ですね。
草木にとってはまたとない精気溢れる恵みの雨かも。ドクダミもまだまだ花開いています。
よくぞこの些少な開花の様子気がつかれてわが意を得たりのレポートです。
花びら(正しくは総包)が10字形の4枚と言われるなか5枚やおまけの6枚といったものを見かけますね。
八重咲きがあると聞いていながらそこかしこ目に入るたびに探し回っても出会えない。
先日の北鎌倉の駅のそばの美術館のやまあじさいの小径の張り紙に惹かれて入った館の裏手でアジサイに紛れるようにして咲いている八重咲きのドクダミを見つけた時はその華麗さに感動しました。まさに総包そのものがどんどんハンゲショウのように白化するさまが見えてくるようでした。ブドリさんのこれまでのレポートの集大成のようでしたよ。
Posted by マルメロ at 2010年07月06日 08:09
どこでも当たり前のように見られるどくだみに、こんな秘密があったとは!!
と言うより、そんな風に疑問に思ったことも感じたこともなかったので、ブドリさんの視線、観察力のすばらしさに、感動させられっぱなしです!!

こちらの内容は、早速バァに話しちゃおっと(^^)
自由研究、お疲れ様でした&ありがとうございました♪
Posted by なぎママ at 2010年07月06日 09:42
6枚までは見かけますが、八重は園芸種?

京都の美山で見事なのを見たことがあります。
買って帰りたかったのですが、荷物が多くて諦めました。
きれいですよね〜〜〜
Posted by 森のどんぐり屋 at 2010年07月06日 21:35
マルメロさん

何気なく見てるものに、ふと気になる瞬間が来るものなのですね。その時を逃しちゃうと今回のようにじっと観察することって無いですよね。
新宿御苑のこの場所は意外と人がすくないので落ち着いてみていられます。
5枚、6枚はあるものなんですよね。それは今回の大発見!こういう観察はまたチャレンジしてみたいです。
八重は普通のドクダミほど見かけませんね。
新宿御苑内にあったのにこっちで満足して撮影して来るのを忘れちゃったんですよ(^^;)


なぎママさん

普通は疑問に思いませんよね。
実は記事には書かなかったんですけど、開く途中の状態がお釈迦様とか仏像に見えたんですよ。それで、仏像花とか釈迦花にすればいいのになんて思って見ててハマっちゃったんですよ。
隣になぎくんと悠真がいたらどういう反応するのかなぁ、なんて思いながら見たりもしてました(^^)
またまたバァとの会話の仲間に入れて嬉しいです(^^)


森のどんぐり屋さん

八重は園芸種ではないようなのですが、なかなか見かけませんね。
やはり、普通のドクダミの変異種ということから数が少なく、生存競争にも弱いのかもしれません。
花は買いたいけど、鉢植えはなかなかもって帰れまえんよね。
Posted by ブドリ at 2010年07月08日 00:29
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