この花はチリアヤメっていいます。どこで撮影したかというと、花菖蒲を撮影した明治神宮御苑内の片隅です。
この日は東京が梅雨入りする前日で、晴れのような曇のような空。そんな空の太陽を見上げたら太陽が暈をさしていたので、いつもは足を踏み入れない開けたところへいかなくてはと足を踏み入れて空を見上げて撮影したんです。
撮影をして、上手く写ってるかなとカメラを下に向け、液晶をのぞき込んだその先にこの小さな花が咲いていたんですよ。写真にはうっすらと太陽を囲むように輪っか(暈)があるのですが、この花を気づかせるためなので写るのは遠慮したのかもしれません。
このようにして、いつもは足を踏み入れないところに、10センチ有るか無いかの高さで、プロペラの様な花が咲いているのを見つけた、というわけなんです。
撮影したときはなんという花かわからず、通る人に聞かれても「名前はわかりません」と答えるのみ。帰って調べてみると「チリアヤメ」という花であることが判明。
チリアヤメ:アヤメ科チリアヤメ属
別名;ハーベルティア,アロフィア
原産地はチリ・アルゼンチン
日本へは大正時代に渡来
1日花で、朝開いてその日のうちにしぼんでしまいます。でも次々に開花するたくましい花。
球根植物ですが、種もよく出来て繁殖力旺盛。発芽から順調に成長すると3年で開花。
おそらく、明治神宮御苑内のチリアヤメは植えられたものではなく、鳥の糞に混じってやってきていつの間にか増えているものだと思います。
なぜなら、こんな道端にポツンポツンと植えないでしょう!
横から見ると、シベが突き出ています。蜜を吸う虫たちにアピールしているのでしょうね。
二輪並んで仲良く咲いてます。マウスオンでどうぞ。
偶然見つけた、いやいや、神宮の杜に導かれて出会った小さな花をお届けしました。
あ!これも青といえば青だ!
これまた日本代表に良い兆候に違いない!
結果はいかに!
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写真から見ると小さな花なのですね。
私は初めて見ました。
地面に近いところに咲いているので、「散りアヤメ」かと思いました。
チリは国名からきているのですネ。えへ!
繁殖力旺盛と言うことは、全国に広がっているようですね。
これは、探さなければ。(^^♪
私も聞いたことも見たこともないです!!
と言いたいところですが、今まで見ているのに気付いていなかっただけかもしれませんよね(^^;
意外と裏山にあったりして(^^)
今日帰ったら、バァに聞いてみたいと思いま〜す(^^;
私はチリとは塵のように小さいあやめだからかと思ったら国名からでした。
遠い異国からやってきてがんばってます。
繁殖力旺盛のわりに開花まで3年かかること、球根であることから、なかなかじっとさせてもらえず意外と範囲は広がっていないようですよ。
それでもよく探せば見つかるかもしれません。
なぎママさん
かわいい花でしょ!
見る人、見る人、かわいいといって通り過ぎますよ(^^)
ひょっとしたら裏山にひっそりと咲いてるかも知れませんね。探してみてください。