ヤマボウシ(山法師)ミズキ科 中央の丸い花穂を坊主頭に、4枚の白い花びらを白い頭巾に見立て、「山法師」になぞらえたものです。秋にはイチゴのように赤く実が熟します。
花びらなんて書いちゃいましたけど、実は白いものは花びらではなくて総苞といって、簡単に言うと葉っぱのようなものなんです。本当の花は、また後ほど。
お馴染み皇居東御苑には大きなヤマボウシの木があるんですよ。
下の写真は正確には2本が一つに見えているんですけどね。
マウスオン→クリックでどうそ。
上の写真でもわかると思いますけど、層状にヤマボウシの花がたくさん咲いているんですよ。この眺めはなかなか見られないので圧巻です。
中国名を「四照花」といい、この木のように枝いっぱいに花が咲いたときの、四方を照らす様子を表現しています。
マウスオンでどうぞ。
でも、花に誘われるのは私たち人間だけではありません。のんびり見てると時には危険がつきもの!花の蜜を求めて蜂もやってきます。
この蜂はキアシナガバチだと思います。
近づいて撮影してたら花の間から顔を出してきてびっくりしましたよ!
虫が苦手な方もいるでしょうから小さめに載せておきます。
蜂を見かけたら、これからの季節はご用心。まずは刺激しないように静かに遠ざかること。追っかけられたら一目散に駆け抜けて下さい。
山や散策に行く時は白い帽子や明るめの服装を心掛けて下さい。
それではヤマボウシの花にいきましょう。
先程もいいましたが、白いひらひらは花びらではなくて総苞と呼ばれるものです。じゃ、花はどれでしょう。
正解は真ん中の球形をしたところの小さな突起の部分一つ一つが花になります。この多数の花が集まって、一つの花の形を作るものを頭状花序と呼びます。
花序の部分にズームイン!
花びらは4枚で、雄しべも4本、花柱は1本。花びらは脱落しやすいので、咲き始めをとらえないといけません。残念ながら今回はありません。ご自分の足で探して見てください。
写真は残った雄しべ、そして花柱だけ残ったものです。マウスオンでどうぞ。
夏の夜空を彩る天の川のようなヤマボウシの花を最後にお届けします。
「列をなし 経を唱えて ヤマボウシ」
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私も 日曜日に訪れた運動公園で、その姿を楽しんできましたよ〜(^^)
連なって咲くそのきれいさと存在感に、普段興味を持たないなぎパパが関心を示していたので、「この白いところは花びらじゃないんだよ〜。お花はこれ。」なぁんて、ブドリさんから教わったままに、教えてあげちゃいました(^^)
そうらしいですネ。
白い部分は花ではないとか。
今日、別の人のブログでも、同じことを教えられました。
でも、難しいことは抜きにして、私は「花」で行きます。(^^♪
でしょでしょう〜、天の川のように雄大な流れに見えますよね。
あのパパさんが関心を示していたのですね。
花の謎を教えてあげるなんていいですね。
またお役に立てて嬉しいです(^^)
錢無のとっつあんさん
皇居東御苑のこのヤマボウシは見応えあります。
私もいつもは難しく考えないで綺麗だなぁと、眺めていますよ(^^)