5/2に亀戸天神から東京スカイツリーを見たところまでご報告しましたね。
今回は5/3(月)に訪れた東京都国分寺市のJR国分寺駅からすぐのところにある殿ヶ谷戸庭園についてご報告します。
大正2年から4年に江口定條(後の満鉄副総裁)の別荘として整備され、昭和4年には三菱財閥の岩崎家の別邸となりました、昭和40年代の開発計画に対し本庭園を守る住民運動が発端となり、昭和49年に都が買収し、整備後、有料庭園として開園しました。
なお、庭園の名称は、昔この地が国分寺村殿ケ谷戸という地名であったことに由来します。
平成10年には、東京都指定の文化財(名勝)となっています。(都立公園・庭園案内より)
庭園の一隅にあるフジの花が見頃を迎えていました。
マウスオンでどうぞ。
段丘の崖にできた谷を巧みに利用した「回遊式林泉庭園」なので、日影も巧みに出来上がります。そして木漏れ日も。
その木漏れ日の中に凛と咲くシャガの花です。マウスオンでどうぞ。
鬱蒼と茂る孟宗竹やモミジの葉が繁る薮にも日が差してきます。今の時期は気持ちイイですよ。
ひっそりと咲くキバナホウチャクソウです。
よく知られているのは白いホウチャクソウ(宝鐸草)。その黄色い花といいたいところですが、ちょっと違いますよね。
マウスオンでどうぞ。
この花が見たかったんです。でも、ピークを過ぎていてちょっとしぼみ加減でした。この花はクマガイソウといいます。
袋状の唇弁を熊谷直実が背負った母衣(ほろ)にたとえて名前が付けられたものです。
皇居東御苑にも植えられて入るのですが、ここ数年、成長が今ひとつなのか枯れたのか、姿を見ることがないんです。
この花は乱獲によって自生を見ることは今やまれで、環境省レッドデータブックに絶滅危惧U類(VU):絶滅の危険が増大している種に登録されています。
片隅に鹿威しが設置されています。数ある庭園の中で鹿威しがある所は珍しいですね。下の写真をクリックすると別のウインドウで、アニメーションがみられます。
おまけはトイデジカメVQ1015 ENTRYで撮影した鹿威しの動画です。
音声はありませんが、耳をすますと音が聞こえてきませんか。
チョロチョロチョロチョロ・・・・カコーン
ダウンロードは🎥こちら
大学の頃は近くに通っていたのに全く知らなかったんですよ。
もったいない事してたなぁと思います。
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スポットライトを浴びたようなしゃがも、キラキラ差し込む光も、なぁんてきれいなんでしょ(^^)
これはますます訪れてみたくなりました!!
ここは亀戸天神じゃなくて殿ヶ谷戸庭園です。
勘違いさせちゃいましたね。
ここはそれほど広くないのですが、息抜きにはいい場所ですよ。