東京では少々雲が多くすっきりと晴れ渡った夜空というわけではありませんでしたが、見えましたね、今月2回目の満月。通称ブルームーン。
月の出が17:13ということもあって、これなら月の出から拝めるなと、向かった先は久しぶりの浜松町駅前、世界貿易センタービルディング40階展望台「シーサイドトップ」。
ここは360度のパノラマを楽しめる場所で、比較的人も少なく(大抵の人は東京タワーに行っちゃいます)ゆっくりと撮影を楽しめる場所です。
ただ、周辺に次々と高いビルが増えてきて楽しみにしていた長めが損なわれ初めているのが残念な場所です。
この日、月の出の直前(16:54)に撮影したものがこれ。夕日と富士山です。
東京ではただいまダイヤモンド富士シーズン真っ只なか。この日は東京都庁で、山頂にちょっとかかる日だったので、どうしようか悩んだのですが、確実に月が見える所をとこちらを選択し、富士山にはかからないけど綺麗な夕日を撮影しました。
17時頃に山陰に太陽が隠れたのち、太陽とは180度反対の方向へ移動して、月の出を待っていると、17:17、上ってきたばかりの満月が見えました!都会にはビルが多く、眺めはよくありませんが、高いビルに上がればこの通り、いいものが見られるんです。
どんどん暗くなって月もはっきりしてきました。上ったばかり赤い満月ですよ。手前のビルの向こうに隅田川があり勝鬨橋がかつては見えていて、月といい風景を作ってくれていたんですけどね。
ちょっと角度は違いますけど昔の風景(2006年10月6日撮影)とマウスオンで見比べて下さい。
上ったばかりの月がなぜ赤いかは以前の記事「月の色」をごらん下さい。この時もここから眺めたお月様です。
ちょっと見る位置を変えてみると建設中のビルよりも低いですよ。
この後、雲の層に突入して見えなくなったので、またまた180度移動。
これよこれこれ!ここから見る風景の中で最高に綺麗な瞬間!
日没直後、暮れきらない夕焼け空、その中に佇む富士山、明かりの灯った東京タワー、この組み合わせを心置きなく楽しめる場所です。
しばらくしてふらふらと月の見える方に移動すると、ちょうど雲の間から顔を出すところでした。マウスオンでどうぞ。
お月様に方を叩かれて呼ばれちゃったんです。
ちょっと左上に見える点はお隣の惑星「火星」です。雲が空全体的ではないことがわかりますよね。
月に垂らされた雲の形が鳥のように見えるのは私だけでしょうか?
この後もずっと月のまわりに雲がつきまとい、やきもきさせられましたが、やはりお月様はそんな雲にも優しく微笑んで綺麗に彩って上げていました。ちゃんと火星も仲間にしてですよ。マウスオン→クリックでどうぞ。
雲が多くてもやはり綺麗なお月様がみたいですよね。ちょんと用意しております。これは月の辺りをトリミングしてるのですが、雲の合間では綺麗な顔も見せてくれました。
ここまで読んできてなんでブルームーンなの?という人もいるでしょうね。
ブルームーンというのはその名の通り「青い月」のことで、大気の状態によって非常にまれに青く見えることがあるそうで、めったにないことを"once in a blue moon" と呼びました。
その後、天文について誤った解釈からひと月に2回ある満月のうち2回目をブルームーンにと呼ぶようになっちゃったのです。
が、そんなロマンチックなムード台無しのことはさておき、いずれにしても、同じ月に2度満月が起きるというのはとても珍しいことで、占いの世界では幸運の兆しとされているらしいのです。
せっかくですから「眺められてラッキー!いいことあるぞ!」と思っておきましょう。
ちなみに今年は3月にも1日と30日に2度ありますのでお見逃しなく。
そして残念ながら2月に満月はありません。
「冬の月 赤い顔して 照れ笑い」
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【.お月様 の最新記事】
なにか、月が一番大きく見える日だったとか…。
地球と月が、一番接近するからだと聞きました。
ただ、いくら接近するからと言っても、遠い距離ではそれほど変わらないと思うのですが。
場所は遠く離れていても、同じ日、同じ時間に見たお月様。
こうしてどんなお月様を見ていたのかが見れるのもまた楽しいですね♪
綺麗な満月の夜でした。
この夜は月が今年一番月が地球に近くなる日で、一番大きく見える日だったんです。肉眼ではそれほど大きく変わりませんけど、大きさを意識してきちんと撮影していると違いがわかるようですよ。
なぎママさん
ブルームーン、お互いに楽しめましたね(^^)
離れた場所で同じ月を見上げ、繋がってると感じられるのがいいですね。