「ぼく、お月さまとはなしたよ」
フランク・アッシュ 絵・文 山口 文生 訳
評論社
ある夜のこと、クマくんは空のお月さまを見上げて、お月さまにお誕生日の贈り物をあげたいな……と思いました。
でも、お月さまの誕生日がわかりません。
木に登ってお月さまに話しかけても返事がありません。
もっとお月さまに近づこうと、クマくんは川を渡り、森を抜け、山に登り、そしてもう一度話しかけてみました。
「こんばんは!」すると、「こんばんは!」。
「たんじょう日、いつですか?」すると、「たんじょう日、いつですか?」……。
お月さまはクマくんが言ったとおりに答えてくれました。
皆さんはもう、おわかりですよね、お月さまの声の正体。
そう、「やまびこ」です。
でも、そんなことを知らないクマくんは一生懸命に話しかけ、お月さまの誕生日、欲しいものを聞くことに成功します。
お月さまの誕生日も欲しいものもクマくんと一緒(クマくんがお月さまに話した事と一緒ですからね)。
お月さまの誕生日に、プレゼントをあげるのですが、プレゼントしたものがまた一つの物語を作るんです。
最後にはプレゼントよりも大事なことは何かを教えてくれるほのぼの絵本です。
中秋の名月を見ながら、お子さんに読んであげて、自然の大切さ、心の大切さを一緒に感じてみてください。
ぼく、お月さまとはなしたよ (児童図書館・絵本の部屋) | |
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でもでもその気持ちよ〜くわかります(^^)
お月様には不思議がいっぱいで、聞かずにはいられない子が我が家にもいますからね〜。
そういう時、決まって出るセリフが、
「お月様のことは、ブドリさんに聞いてみよう!!」
なんですけどね(^^;
最近のなぎの質問です。
「太陽って、何度なの?? タバコの火よりろうそくの火より熱いの??
お月様は??」
ですよ〜(^^)ブドリさん、よろしくお願いします(^^;
お月様に話しかけたりする気持ち、わかりますよね。悠真にとっても気になる存在になってますからね(^^)
なぎ君とそんな会話をしてるんですか(^^;)
うれしいような恥ずかしいような。
なぎ君の視点が広がってる証拠ですよね。
太陽は中心の温度が1500万℃、表面温度が6000℃、取り囲むコロナは約100万度という超高温。タバコの火よりめちゃくちゃ熱いんだろうけど、触れる前に生きていられないんだよ。
タバコやろうそくの火からちょっと離れると、熱さを感じないでしょ。でも、太陽はとても遠くにあって、あんなに小さく見えるのに、太陽が照るとこんなに温かいのはとっても熱いってことだよね。
お月様は地球と同じで燃えてないんだよ。だから熱くないよ。光ってみえるのは太陽が照らしてくれてるんだよ。ボールを暗い部屋で懐中電灯とかで照らすと明るく見えるのと一緒なんだよ。