土筆はご存知かと思いますが、正しくは「杉菜(すぎな)」の胞子茎(ほうしけい)というものです。
胞子嚢穂をつけない茎は葉緑体をもって緑色、つける茎(胞子茎)は葉緑体を持たずに淡褐色で、いわゆるツクシ(土筆)になります。
わらべうたにも歌われてますよ。どんな歌なのかは知りません(^^;)
曲名:つくし
作詞 /五十野惇、作曲 /早川史郎
1.つくしだれのこすぎなのこ
2.つくしはるですあそぼうよ
これがスギナ林。足もとに広がってるだけですが、這いつくばって眺めると林ですよ。
つくしの由来は実にさまざま。
スギナにくっついて出てくる事から「付く子」、袴の所でついでいる様に見える事から「継く子」、「澪標(みおつくし)」(船が港へ入る通路を示した杭)の「つくし」(突き立った杭のように見えることから)、「突く突くし(”突き伸びる”)が由来とも。「つくしんぼ、つくしんぼう」(土筆ん坊)とも呼ばれます。
漢字の「土筆」は、土に刺した筆のような姿、から。
よく見てください。土筆の傘の部分の形が違いますよね。
一番右が胞子を飛ばす前、一番左が飛ばし始め、真ん中がすっかり飛ばしてしまった状態です。
「スッと立つ 土筆眺めて 立ち尽くし」
眩しい陽射しに土筆もちょっとカジイチゴの葉蔭で一息。
咲いているカジイチゴの花が土筆には見えただろうか。
あ!背伸びしてみようとしてますね。
スミレの花と仲良く春を満喫していました。
ちょっとお邪魔してごめんね。
スミレ(墨入れ)と筆で大工仕事でも相談してるんでしょうかね。
「肩並べ 何語り合う 春の使者」
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今年は「つくし」に会えないと思っていました、
カタクリの花にも会って来ました、始めてでしたので感動です、4日から2週間位山口に帰ります。
我が家の周辺では、以前より減ってきているとは言え、当たり前のように見れるのは、幸せな事ですね(^^)
と言いつつ、「胞子嚢穂をつけない茎は葉緑体をもって緑色」と言う説明にビックリ!!
小さい頃、つくしが育ってこの緑色の状態になると聞いた気がするのですが・・・。
違ったのですね〜〜(>。<)
なぎに教える前でよかったよかった(^^;
ありがとうございま〜す!!
ツクシもカタクリも出会えると感動ですよね。胸を張っていたり俯いていたりいろんな表情の植物たちを見てると楽しいですね。
なぎママさん
ツクシは「会いに行く」存在なんですよ。
当たり前のように見られるなんて幸せなことです。
ツクシの生態って意外と知りませんよね。私も同じように思っていたので調べてビックリでした。
なぎ君に間違ったこと教えてもいつか自分で調べる日もあると思いますよ。まずは興味を持ってることが大事ですから、気楽に教えてあげてください。
ツクシって、茎がシャキシャキして美味しいのだそうですね?
わたしは、ハカマをとるのがめんどうなので、先っちょだけ積んできて食べていましたが、某掲示板にて笑われちゃいました(大汗)
私はつくしを食べたことがないんです!
どのように食べたらいいのか、どんな味がするのかもわかりません。
もっと笑われちゃいますよ(^^;)