今年もまた8月15日がやってきました。
63回目の8月15日。63回目の終戦の日。
日々、戦争体験者が減り、確実に風化しつつありますが、決して風化させ、過去のものとしてはならないことです。
過去のものとしてはならないものには事故や災害もあります。
8月12日の御巣鷹山の日航機墜落事故はたくさんの命が失われ、飛行機の安全性の維持に大きな問題を投げかけたものです。
そして今年も紹介する「はるかのひまわり」
はるかのひまわりの「はるか」とは、1995年1月17日午前5時46分に起こった阪神・淡路大震災で亡くなった、 小学6年生の「加藤はるか」ちゃんのことです。はるかちゃんが飼っていたハムスターと、隣の仲良しのオウムに餌として与えていたひまわりの種が、彼女の亡くなった場所からその年の夏にたくさんの花を咲かせて周囲の人を驚かせました。
地域の人たちはそのひまわりに亡くなった彼女の名前をつけて「はるかのひまわり」と呼び、震災からの「復興」と、亡くなった人への「慰霊」の思いを込めてひまわりを咲かせ続けています。
そして2005年1月に阪神淡路大震災10周年追悼に訪れた天皇皇后両陛下も、その種を御所にお持ちかえりになりました。
そして御所に咲いたひまわりの種を東御苑にも蒔いて花を咲かせています。
鮮やかに咲く「はるかのひまわり」をマウスオンでどうぞ。
ちょっと全体のピークは過ぎてしまっていて状態のいい花が少なくて寂しかったのですが、今年も見事に咲かせてくれた管理してくれた方に感謝です。
そして、来年のために大事に種が採られるんですよ。来年もまたよろしくお願いします。
「咲き続け ひまわりの思い 語り継ぎ」
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多くの犠牲者のご家族と同様に、同じ想いを胸に刻み、語り継いでいきたいと思っています。
風化させてはならないものですよね。
しっかりと語り継ぐことが私たちの役割ですよね。
子供たちも安心して暮らしていけるように。