2007年06月30日

ブルームーン前夜の月

6月30日は6月2回目の満月ですが、この記事を書いている時点で、東京の空は雲に覆われ全く月が見える気配すらありません。雨まで降り始めました。というわけで、まずは前夜の十五夜お月様をお届けします。

昨晩は昼間の曇りがちな空からは考えられないほど綺麗な月が見えたんです。
十五夜


窓の位置を変えるとこんな風に見えるんです。真ん中下に輝く星が一つ。これは木星。左端の月の上方に虹色に輝く光冠が少しだけ見えていますがわかりますか?
月と木星


隣の窓に移って、月の周りの雲に映る月明かりを撮影
月明かり


そしてそして「灯火親しむ」ではありませんが、窓の向こうのお月様の明かりです。
窓の月明かり


気まぐれに 雲から顔出す 梅雨の月」


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posted by ブドリ at 21:21| 東京 霧| Comment(7) | TrackBack(0) | .空色日記  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月29日

明日はブルームーン

いよいよ明日は今月2度目の満月。そう、ブルームーンです。
月が青くなるわけではなくて、とても珍しいものをよくブルーなんとかというらしく、ブルームーンと呼ばれます。
週間予報では曇りから雨だった予報が、今朝、晴れマークもついていました。
皆さんの願いのおかげで天気が変わりつつあります。
渇水の地域の方は雨が待ち遠しいかもしれませんが、この日ばかりは許していただいて、全国的に見られるようにみんなで見られるように願いましょう。

これを逃すと次は2010年までおあずけです。
2010年は1月1日に「ファーストムーン」を迎え、1月30日に「ブルームーン」、さらにこの年の3月1日に「ファーストムーン」、3月30日に「ブルームーン」を迎えます。
あまりないひと月に2度の満月、そして2度目の満月のブルームーン。
みんなで夜空を見上げて七夕よりも一足お先にいろいろな思いを月に願って見ませんか?

明日は晴れますように!

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posted by ブドリ at 08:29| 東京 霧| Comment(4) | TrackBack(0) | .空色日記  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月27日

十三夜と木星

今日はお休みにしようと思っていたのですが、月がとっても青いから〜♪ではなくて、家に帰ったら窓からちょうど見えたから載せちゃいます!

どうですか?こんなお月様を見たら疲れているのもなんのその。心動きますよね。
十三夜です!大分丸く見えますね。(23:02撮影)
十三夜


先日は月と金星と土星の集合写真でしたが今宵は・・・
左に隣の家の影が見えているのですが、その上の方にわずかな点が見えますか?それが木星です。明日はもっと近くなるんですけど、雲行きが怪しく見えそうにありません。
月の周りに月の光冠が見えたのですが上手く写ってませんね。
月と木星


薄く雲がかかっているので、シャッタースピードを遅くすると雲に月明かりが広がっているのがよくわかります。隣の家のアンテナもみえますね。
月の宵


「ぼんやりと 梅雨の晴れ間の 月明かり」

「ぼんやりと 月明かりまで 梅雨曇」


今日ここで月が見えたのも皆様にお伝えする必要があったからなのでしょうね。それは・・・
前にもお伝えしましたが、30日(土)は今月2度目の満月です。通称ブルームーン。次に月に2回見られるのは2010年の1月ですから数少ないチャンス!
東京での月の出の時刻は19:08。日の入りが19:01なので月の出から見える可能性大なんです。
ところが天気予報は思わしくありません!
そこでみなさん!
気持ちをあわせて晴れるように願いませんか?そしてブルームーンをそれぞれの場所で見ませんか?

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posted by ブドリ at 23:59| 東京 晴れ| Comment(6) | TrackBack(0) | .空色日記  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月26日

掃いたような雲

前回に続いて、雲の写真をお届けします。
今回は刷毛で掃いた様な雲の特集です。

たくさん散らかって掃除し切れません!
筋雲1


雑に掃くとこんなに広がっちゃいます!
筋雲2


通称”肋骨雲”と呼ばれるのですが、どう見ても空の背骨です!
この写真の中にお月様が隠れていますが、わからないと思います。
肋骨雲


太陽を頭に据えた聖なる杖とでも名付けましょうか。
モラルの乱れた昨今、世直しのために現れて、掃き清めようとしているのかもしれません。
「天知る、地知る、子知る、我知る」
お天道様はみんなを見てるんだよと諭しているかのようです。
DSC32076.JPG


右の雲がこうもりのように見えませんか?
カラスは負けずに大空を飛んでいましたよ。
DSC32087.JPG


刷毛雲の中に巻かれた様にお月様が浮かんでいました。


「雲を掃き 梅雨まで掃いて くれるなよ」

「夏の雲 空の彼方で 掃き清め」


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posted by ブドリ at 23:28| 東京 霧| Comment(3) | TrackBack(0) | .空色日記  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月25日

雲たなびく

光冠が見られた日に撮影した雲をお届けします。

一塊だった雲が上空の風に引きちぎられ、次第に姿が消えていく。そんな雲です。
雲

木々の窓から覗いた雲です。
葉の窓

日を浴びる雲。雲の影が空に伸びます。
日を浴びる雲

縞々の雲とその前を横切るカラス
マウスオンでどうぞ


雲と太陽で。もう言葉は浮かびません。
DSC32043.JPG

「梅雨晴れの 空は雲の キャンバスに」

「梅雨晴れの 空に描きし 雲の彩」


まだまだ雲の写真はありますのでまた近いうちに!

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posted by ブドリ at 23:39| 東京 雨| Comment(5) | TrackBack(0) | .空色日記  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月24日

ちょっとお知らせ

皆様に近況報告を兼ねたお知らせです。

6月21日より、前の会社からの不思議な縁(友達の友達はみな友達だみたいな感じ)で小さな化粧品会社で働くことになりました。塾の講師という時間の都合のつけられる立場から久し振りのフルタイムです。仕事は社内の事務全般、商品の受注〜発送および管理等など多岐にわたるため、1日中会社に缶詰の状態になります。

というわけで、平日の昼間に時間を見つけて写真を撮りに行くということが出来ません。何とか撮り貯めた写真と土日の撮影から、1週間紹介を続けていこうと思っております。ですが、仕事がどのように展開していくのか見えないため、更新出来ない日も増えると思います。
また、コメントを頂いても返事が遅れたり、皆さんのブログに足を運べない日が増えるかもしれませんがご容赦下さい。
時間の許す範囲で続けていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
posted by ブドリ at 22:00| 東京 晴れ| Comment(11) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

梅雨の贈り物

梅雨に入って雨の少ない日が続いていたのですが、ようやく雨が降り出しました。天気予報では夕方から夜に降りだす筈が、昼前には振り出し、午後から皇居東御苑に行く予定をキャンセルして、近所の林試の森でブラブラ。そして雨といえば水滴探しです。

いざ、水滴探しに勇んでいくと降っていた雨が止み、水滴もなかなか見つからず諦めかけていると、再び雨が!
林試の森の中央付近に位置する池にも。べたですいません。
雨


公園の記念碑(旧林業試験場跡地)を望んで。雨がわかりますか?
林業試験場の碑


雨にぬれる葉
雨2


雨滴葉の上にピタッと吸い付くように雨滴がしっかりと乗っています。


アジサイアジサイの葉の上にはちょっとベタッとした感じで雨滴が乗っかっています。
雨・アジサイとくればカタツムリですよね。でも、カタツムリを探したのですが発見できませんでした。


雨滴2細い葉にもうまく雨滴がのっかっています。


ツメクサツメクサの葉の上にはコロンと雨滴が乗っかっています。風が吹くと転がっていっちゃいそうでした。



「梅雨じめり 気持ちは軽く 野を歩き」


雨の日には雨の日の楽しみ方で過ごしましょう!

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posted by ブドリ at 21:59| 東京 雨| Comment(4) | TrackBack(0) | .ぶらぶら歩記  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月23日

色鮮やかな空

今日は良く晴れていたのですが、空を見上げるとわずかながら雲が流れていたので、これなら青い空に浮かぶ白い雲を撮るのにもってこいだと、空の開けた新宿御苑に行って空を見上げてきました。いろいろな雲が見えたのですが、空から思いも寄らないプレゼントを貰っちゃいました!

光冠
わかりますか?半分しかありませんけど、太陽の周りに広がる光冠です。
薄い雲が右から左へ流れていって光冠の状態もどんどん変化していきました。

ちなみに、高層雲などが太陽や月にかかって出きる、視半径2〜5度の光の輪を光冠、あるいは光環と呼びます。光環の色の配列は外側が赤色で内側が紫色です。
西洋ではこれを黄金の羊、神の使いの羊と呼ぶそうです。(以上、「空の名前」光琳社出版より)
紫色や緑色は太陽に近すぎるので肉眼で確認することは不可能で外側の赤色ぐらいしか見えません。場合によってはその外側にさらに虹のように色づいた光の輪が内側が紫、外側が赤の色の順序で繰り返し取り巻いていることもあるんです。それが見えているのが今回の写真です。


ちょっと一言

下の3枚の写真をクリックすると上に大きく表示され、コメントも表示されます。
(但し、WindowsもMacもFirefoxではコメントが表示されません。)
太陽の下側の光冠の虹色です 太陽の上側の光冠の虹色です 移り変わる光冠の下側です


クリックしてもコメントが見られない方のために。
1.太陽の下側の光冠の虹色です
2.太陽の下側の光冠の虹色です
3.移り変わる光冠の下側です。

太陽を中心に何とか撮影して見ました。
マウスオン→クリックでどうぞ。


御苑から見えるDocomoタワーの方に傾き始めた太陽もまた光冠を!
マウスオン→クリックでどうぞ。


「梅雨晴れに 空から届く 贈り物」


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2007年06月22日

緑輝く その2

葉っぱシリーズ第2弾です。

ヤツデ(八手) ウコギ科
別名:テングノハウチワ(天狗の葉団扇)
葉が7〜9つに大きく切れ込むところに由来しています。
子供の頃に葉っぱを団扇代わりに使ったことがある人がいるはずです。私も使ったことがありますが、葉っぱは見た目ほどしっかりしてないので強くあおいでも涼しくはなかったのを覚えています。


モミジバフウ(紅葉葉楓) マンサク
紅葉がきれいな木です。
紅葉葉風ではなくて紅葉葉楓です。楓(ふう)という字を「かえで」と読みがちですが、モミジバフウはマンサク科で、イロハモミジ(いろは紅葉)などはカエデ科に属します。


イロハモミジ(いろは紅葉) カエデ科
モミジバフウをお見せしたらモミジですよね。
別名:イロハカエデ(いろは楓)←「ふう」とは読みませんよ。


秋の木が来れば春の木も
ソメイヨシノ(染井吉野) バラ科
説明はいりませんね


最後にちょっと小ネタを隠して
コブシ(辛夷) モクレン科
つぼみが子供のコブシに似ているからとも、実のごつごつがコブシに見えたからともいわれています。
マウスオンして見るのはだ〜れ?


「空仰ぎ 楽しむ青葉の レントゲン」


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2007年06月21日

ヒョウタンボク

植物の宝庫「皇居東御苑」から一つ面白い木を紹介します。
それが「ヒョウタンボク」。
名前を聞いて想像されたとおり、「ヒョウタン」とは瓢箪のことです。
さてそれではいったい何が瓢箪なのでしょうか?

いつもの通り、簡単な説明から

ヒョウタンボク(瓢箪木) スイカズラ科
別名:キンギンボク(金銀木)、ドクブツ、ヨメコロシ(嫁殺し)
4月から6月にかけて白い花が咲きます。

もう花の時期は終わったのですが、4月に撮影した花の写真をお見せします。
花が咲いた時の木の感じです。木が白っぽくみえます。
ヒョウタンボク


花はスイカズラの花に似ています。もちろんハチも集ってきます。
マウスオンでご覧下さい。


金銀木の由来はこの写真を見てください。
金銀木
白い花と黄色い花が見えますよね。初めは白く、後に黄色に変わるので、白と黄色の花が同時に見られるのでキンギンボク(金銀木)とも呼ばれるんです。

そしてこちらが、今色付いている実です。どうですか?これでヒョウタンボクの名前がわかりましたか?
マウスを乗せて確認してください。

赤く実った実が2個くっついて瓢箪のように見えるんです。一つの実が瓢箪型になるのではないんですよ。

そして残った別名にあるドクブツ、ヨメコロシ(嫁殺し)ですが、その名の通り毒をもっているんです。
木全体には激しい嘔吐、下痢、麻痺を引き起こす有毒成分を含んでいて、このヒョウタン型の赤くグミの様においしそうに見える実には猛毒を含んでいるんです。
そこから直接的な「ドクブツ」や、なぜか「嫁殺し」なんて物騒な名前がつけられたんです。現代だったら「親殺し」とか「子殺し」とかつけられちゃいそうで恐ろしい。
でもですね、鳥はこの実を食べているんですよ。鳥は人間以上の能力を持っているんです。いやぁ、自然はなんともすごい
鳥がついばんでいるのを見かけても、絶対に真似して口に入れないようにしてください!


「花も実も 駒より毒の ヒョウタンボク」


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2007年06月20日

木洩れ日と・・・

ここ最近、上を見上げることが多かったので、ちょっと立ち止まり足もとを見詰めてみました。

頭上に枝を広げる木々の影が足もとに広がっていました。
マウスオンでご覧下さい。


木洩れ日は丸く地面に落ちるんですね。
マウスオンでご覧下さい。


切り株も木漏れ日の中で静かに佇んでいます。
マウスオンでご覧下さい。


「夏木立 落とした影を 踏み歩き」

「木々そよぎ 揺らぐ影見る 夏木陰」


足もとを見つめてと書きながら、おまけは思いっきり上を見上げて天体ショーです。
月と土星と金星

小さい星が二つあるの見えますか?
一番左に地球照が見えるお月様、真ん中付近の非常に小さな点が土星、一番右の下のほうの小さな点が金星です。
三脚で固定して撮れる位置だったらよかったんですが、三脚を固定できる位置からは見えず、手持ちではこれが限界。三脚で撮れれば月のすぐ右横にしし座の1等星レグルスが撮れていた筈なんですが残念。黒い線が見えるのは我が家の屋根のアンテナと固定するワイヤーです。

「夏の月 仲間と共に 鬼ごっこ」

「雨降らぬ 空に見えるは 梅雨の月」


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2007年06月19日

菩提樹

今回はおそらく名前は聞いたことがあるでしょう菩提樹です。
この木はいろいろと誤解を生んでいる木だったのです。

ボダイジュ(菩提樹)  シナノキ科
菩提樹釈迦(しゃか)がその下で「悟りを開いた」ということで知られ、その由来から、寺院の庭園などによく植えられるようになったのですが、実は・・・

 釈迦が悟り(菩提)を開いたのは→クワ科のインド菩提樹という別の木

ついでに
 シューベルトの冬の歌「泉にそひて茂る菩提樹・・・」は→リンデンバウムと呼ばれる西洋菩提樹
 花言葉の世界で「ボダイジュ」といえば→西洋菩提樹で花言葉は「熱愛」「夫婦の愛」
 菩提樹の数珠として出回っているものの多くは→インド産のホルトノキ科のエレオカルプスの実
 釈迦が亡くなったのは→沙羅双樹(さらそうじゅ)の木のそば
 沙羅双樹に間違われているのは→夏椿(平家物語から誤解が始まったようです)
 
図鑑などなかった時代の話ですから葉っぱや花が似ているので、間違えたとしてもしょうがないですよね。こういうちょっとの差にこだわるのは小さいなぁ。

花は非常に小さく目立ちませんけど、可愛い花です。
マウスオン→クリックでご覧下さい。クマンバチも蜜を吸いにやってきていました。


葉っぱシリーズ番外編!
葉っぱの虫食い穴から太陽の光が!
菩提樹の葉


「菩提樹の 花も悟りを 開いたか」

「菩提樹の 花より小さき 我が身かな」


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posted by ブドリ at 22:12| 東京 晴れ| Comment(3) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月18日

スモークツリー・ネムノキ

木の葉っぱシリーズはちょっとお休みしてまた近いうちに。
今回は小石川植物園で咲いていたモヤッとした花をお届けします。
誰ですか?某テレビ局のモヤッとボールを思い浮かべている人は!

ハグマノキ(白熊の木) ウルシ科
別名:スモーク・ツリー、ケムリノキ(煙の木)、カスミノキ(霞の木)
DSC31326.JPG明治時代に渡来した落葉低木
花の後の花序が羽毛状になりハグマに似ていることから付けられた名前です。ハグマ(白熊)とは、ヤク(白熊)の尻尾の毛を 束ねてつくられた仏具の払子(ほっす)に似ていることから。
花は枝先に小花が1輪ついてほとんど目立ちませんが、花が咲いた後、花柄が長く伸びて、羽毛状になって枝先を覆って、霞か煙がかかったように見えます。木の上のほうがもやもやっとしているのがそうです。
ですから、正確には花ではありません。
色違いの品種がいくつかあるようです。



ちょっと一言

下の6枚の写真をクリックすると上に大きく表示され、コメントも表示されます。
(但し、WindowsもMacもFirefoxではコメントが表示されません。)
木の上の方でモヤッとしてますよね 近寄ってみるとこんな感じ 一つ一つはこんな感じ
実は淋しげなモヤモヤです 白色のスモークツリーです 白もモヤモヤです


コメントが見られない方のために
1.木の上の方でモヤッとしてますよね  2.近寄ってみるとこんな感じ
3.一つ一つはこんな感じ   4.実は淋しげなモヤモヤです
5.白色のスモークツリーです   6.白もモヤモヤです

「木々に咲く 煙に巻かれて 梅雨いづこ」


ネムノキ(合歓木) マメ科
夜になると葉を閉じるので「眠の木」の名前がついた。
漢名の合歓(ごうかん)は、夜になると葉と葉が閉じて合ったように見える様子から、夫婦の合歓(ごうかん)から幸福にたとえたことからついた名だといいます。
貝原益軒は『花譜』に「この木を植えると人の怒りを除き、若葉を食べると五臓を安じ、気をやわらげる」と書いています。
花は細い糸で作ったポンポンみたいな感じで、淡いピンク色の部分は、雄しべの花糸です。
美智子皇后様のご実家が公園になり、ネムノキの庭と名づけられています。高級住宅街の閑静な場所にあります。
花が高いところにしかなくて見にくくてごめんなさい。
マウスオン→クリックでどうぞ。


「合歓の花 頬赤らめて 花盛り」


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posted by ブドリ at 22:35| 東京 曇り| Comment(3) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月17日

緑輝く その1

ここしばらく花の解説シリーズが続き、図鑑のような感じでしたので、ちょっと雰囲気を変えさせていただきます。

梅雨入りしたのに真夏の日々が続く空の下、小石川植物園で森林浴をしながら、太陽に輝く木々の緑を見上げてみました。
今回は頭は使わず見て感じてください。

マロニエ トチノキ科
和名:セイヨウトチノキ(西洋栃の木)
マロニエと聞くとほとんどの方は名前は聞いたことあると思いますが、パッと思い出せますか?
マウスを乗せてご覧下さい。
どうですか、ヤモリの足みたいでしょ?


タラヨウ(多羅葉) モチノキ科
タラヨウの葉の裏面を傷つけるとその部分が黒くなるんだそうです。これを利用して文字が書け、経文を書くのに使われたヤシ科のタラジュ(多羅樹)にあやかってタラヨウとしたようです。
子どもの手習いにこの葉を使い、手習いの木とかはがきの木などと呼ばれ、現代のハガキ(葉書)の語源になったとも言われています。郵政省では「郵便の木」と呼んでいるようです。
これを知っていれば文字を書いてここでお見せできたのに、残念!
マウスを乗せてご覧下さい。


カシワ(柏・槲) ブナ科
言わずと知れたカシワの木。雌雄異花なんだそうです。
マウスを乗せてご覧下さい。


アメリカスズカケノキ(亜米利加鈴懸木)
よく知られたプラタナスの1種です。
プラタナスは約100年前の明治末にスズカケノキとアメリカスズカケノキの種子が目黒の林業試験場(現在は私の家の近所にある林試の森)に導入されたのが始まりとされています。
マウスを乗せてご覧下さい。


ユリノキ(百合の樹) モクレン科
ユリノキの花はすでにお見せしたので、説明は省略しますが、小石川植物園に植えられている日本最古のユリノキの葉っぱです。
別名のハンテンボク(半纏木)といわれる所以がわかりますよね。
ユリノキの葉っぱにユリノキの葉っぱの影が落ちています。
マウスを乗せてご覧下さい。


「葉のパズル あわせて遊ぶ 夏木陰」


気が付けばいつものように解説付きでしたね^^;

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posted by ブドリ at 23:50| 東京 晴れ| Comment(9) | TrackBack(0) | .木々の色づ記  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月16日

雨降花 その2(ホタルブクロ)

前回予告したとおり雨降花(と呼ばれる花の「ホタルブクロ」をお届けします。

ホタルブクロ(蛍袋) キキョウ科
別名:雨降花、釣鐘草、提灯花、風鈴草
「蛍を捕まえてこの花の中に入れたので蛍袋という」と書かれています。この由来はとても綺麗な表現でいいのですが、蛍が飛び交うのは水辺、この花は基本的に開けたやや乾燥した草原や山の斜面などに育つのでこの由来はちょっと?です。今なら、池の近くなどでも栽培されていますから蛍がいれば花の中に入れられるのでしょうけど。
それより、昔、提灯のことを「火垂(ほたる)袋」と呼び、花がこの形に似ていたことからの方が真実味がありますよね。

白い色のホタルブクロです。こういう形の花だと覗きたいですよね。
マウスオン→クリックでどうぞ。


ピンク色のホタルブクロをどうぞ。
ホタルは入ってませんけど、ハチが。マウスオンでどうぞ。


宮沢賢治の作品にはホタルブクロとは出てきませんが、釣鐘草として童話「銀河鉄道の夜」「貝の火」や詩「山の晨明に関する童話風の構想」に登場します。

落ち着いた雰囲気のホタルブクロの写真が、ゆうさくさんのブログ「光の職人」の「ホタルブクロ」にありますのでこちらもご覧下さい。

「風に揺れ 釣鐘草の 音が響き」

「提灯花 ほのかに点る 野の小道」


おまけ
小石川植物園で撮影した仲間の花です。
ハタザオキキョウ(旗竿桔梗) キキョウ科
原産地はヨーロッパで、日本へは大正時代に渡来。
直立した茎に旗竿のようにキキョウのような紫の鐘状花をつけ、下のほうから順番に花が咲いていくようです。


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posted by ブドリ at 22:51| 東京 雨| Comment(5) | TrackBack(1) | .空色日記  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月15日

雨降花

梅雨に入ったのでちょうどいいかと思ったのですが、入ったとたんに真夏の空になってしまってちょっと今日のテーマとずれた日になりましたがそんなこと気にせず、「花の日本語(幻冬舎)」からのネタに写真をあわせて載せさせていただきます。

多くの場合、ヒルガオを雨降花と呼びますが、それ以外にも呼ばれる花があります。
ホタルブクロ、タニウツギ、ムクゲ、リンドウ等たくさんあります。
その理由は 花を摘むと雨が降るから、花が咲くと雨が降るから、雨降の日によく咲くから、梅雨の頃に咲き始めるから、雨にぬれている様子が美しいからなど様々。

日本各地もようやく梅雨入りしたようで、まさに雨降花の出番というわけです。今回紹介するのは、これらのうち、ヒルガオです。次回ホタルブクロを紹介します。

ヒルガオ(昼顔) ヒルガオ科
雨降花のほかに雷花や日照りそうという名前もあります。
朝顔や夕顔が栽培種であるのにほとんど雑草として、道端で強く生きています。
ヒルガオはほとんど種を作らず、地下茎を伸ばして増えていきます。抜いても根が残っていると切れたところからまた新しい芽を出すので一度生育すると除去は困難というほど逞しい花です。

マウスオン→クリックでどうぞ。


写真が少ないので特別にテレイドスコープの写真をお届けします。
マウスを乗せると4枚の鏡を四角に合わせたテレイドスコープの写真になります。


「昼顔の 人に知られぬ 逞しさ」

「昼顔の 足もとしっかと 地を掴み」


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2007年06月14日

ヒツジグサ(羊草)

つい最近、スイレンの記事(睡蓮)で
『睡蓮は本来はヒツジグサの漢名でしたが、今ではスイレン科の植物の総称で、園芸上の呼び名。和名はヒツジグサ(未草)。「未の刻(今の午後2時)」に咲くのが命名の由来』
と書いたのですが、確か皇居東御苑の二の丸池にヒツジグサと呼ばれる花が咲いたはずと思って待っていたら、そのとおり。ようやくヒツジグサが咲いたとのことで撮影してきました。ちゃんと未の刻(午後2時です)。

スイレンと並んでいたら見分けがつかない花で、スイレンよりも小型です。


ヒツジグサは小さなため池や湿原中の池に生育することが多く、大きな池では見ることが少ないようです。その理由の1つは、魚にあるらしく、「ヒツジグサの水中葉は草食性あるいは雑食性の魚に食べられる確率が高いのではないか。冬期の餌不足の時期、ヒツジグサの水中葉は摂食の危険性が高いのではなかろうか。」とのことです。
やはり微妙なバランスが大事なのですね。
環境省のレッドデータブックには登録されていませんが、25の都府県では絶滅が危ぶまれています。

撮影していたらまたまたトンボのカップルが顔を出してくれました。動体が細くなかったのでイトトンボではなくてシオカラトンボのようですがよくわかりません。
ヒツジグサ

「ひっそりと 咲いて美し 羊草」

「羊草 花開いても 声出すな」


まだ1輪だけと淋しく、つつじの垣根の向こう側なので撮影しにくいんですよ。でも、貴重な花なのでひっそりと咲いていてくれればいいのです。ルール無視のお年寄り写真教室グループの目に触れないでそっと咲いていておくれ。
というのは、この日は20人ぐらいの集団でお年寄り写真教室グループが来ていて、ヒツジグサを撮ってる私の背中側に花菖蒲が咲き乱れているのですが、ズラッと並んで三脚広げて邪魔なことこの上なく、譲り合うこともしてくれず、大きな声で「○○さん、写真に入るからそこちょっとどいて」と言っていたり、立ち入り禁止に平気で踏み込むなどマナーが最低の集団でした。はっきり言ってマナーを守ることもわからない人たちに写真を撮ってほしくないし、教えてる方にも資格なし。ホントにイライラして爆発寸前。花菖蒲を撮影したかったけどヒツジグサだけ撮影して別の花の撮影に行きました。
写真は綺麗に撮ることも大事ですけど、身の回りのあちこちに小さな自然から大きな自然まで実に様々なものが満ち溢れていて、われわれもそのホンの一部に過ぎないということを感じてください。撮るのではなく撮らせて貰っているのです。
いつも書いてますけど、一歩下がること、この美しさを感じて欲しいものです。
随分脱線しちゃいましたけど、さらっと読み流してくださいね。

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posted by ブドリ at 22:23| 東京 晴れ| Comment(5) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月13日

ムラシキシキブ

小野小町ときたら歴史上で有名な女性、「紫式部」に繋がります。
そのムラサキシキブは落葉低木で今が花の時期です。
小野小町に紫式部。美を花となって競おうとしているようです。

ムラサキシキブ(紫式部) クマツヅラ科
ムラサキシキブ古くは紫色の果実が玉のように群がることから、「タマムラサキ(玉紫)」と呼ばれていました。これを京都では、紫色の果実が重なりあっていることから、「ムラサキシキミ(紫重実)」と呼びました。「ムラサキシキミ」の名は、「源氏物語」の作者で平安美女の「紫式部」の名を連想させることから、「ムラサキシキブ」と呼ばれるようになりました。
スウェーデンの植物学者ツンベリーが世界に紹介したところ、欧米の人々の心をとらえ、英名は、「JAPANESE BEAUTY BERRY」(日本の美しい実)と名がついています。


この時期は花の時期なので花をご覧下さい。名前の由来となった紫の実は秋ですのでそれまでお待ち下さい。
マウスオン→クリックでご覧下さい。


「美を競い 紫式部の 花開く」


*俳句が難しいんです。たんに「紫式部」とすると実のことをあらわして秋の季語で、夏の季語にするには「紫式部の花」としないといけないので、長くて他の言葉が収めきれないんです。

おまけ
写真はないのですが、庭などに植えられて「ムラサキシキブ」と呼ばれるのはコムラサキ(小紫)のことが多いと思います。これは、紫式部を小さくしたようなものなのでこの名前になったのですが、別名をコシキブといいます。コシキブは小式部内侍(こしきぶのないし)のことで平安時代の和歌の上手な優美な女性にちなんだ名前です。やはり美女の名前がつけられているのでした。
「大江山いく野の道の遠ければ まだふみもみず天の橋立」(小倉百人一首)
でご存知の方も多いことでしょう。ちなみに、私が子供の頃に最初に覚えた百人一首です。

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posted by ブドリ at 22:27| 東京 晴れ| Comment(6) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月12日

ムシトリナデシコ

今日は1ヶ月ぐらい前に小石川植物園で撮影した花で、紹介しようと思っていてなかなか機会の回ってこなかった花を紹介します。

写真の数は少ないのですがその名前や由来に注目です。

ムシトリナデシコ(虫取撫子) ナデシコ科
別名 蝿取撫子・小町草(こまちそう)
江戸時代にヨーロッパから観賞用に導入された帰化植物です。

ムシトリナデシコ花のつく節の下あたりに粘着性の分泌物を出すため、下から這い上がってくる虫などが付着して動けなくなるので”虫取り”とか”蝿取”の名がつきました。
食虫植物ではないので消化、吸収はしません。
直接花に飛んでくるチョウチョや蜂のために準備したせっかくの蜜や花粉がアリなどに食べられないようにという事なのでしょうか。
効率的に受粉できる戦略なのでしょうね。

写真の花が淋しくてごめんなさい。標本園でもともと株が少ない上、ピーク前で花数が少なかったんです。


小町草

花の写真はこれしかないんですけど、ここで終わったら、なんで紹介したいのかがわからないといわれそうですね。
別名にもう一つ「小町草」とありますね。これが本題です。

小町草の小町とは○○小町などとよく使われる小町と同じで美女の代名詞ともなった小野小町のことです。
それではなぜ、この花が小町草なのでしょうか?見た目にはピンクで鮮やかですがそれだけではないようです。

下からやってきた虫が花目前で空しくも手が届かない姿が、小野小町に「百日通い続けたら、あなたのものになる」といわれ、毎日通い続けて、九十九日目に息絶えてしまった深草の少将の姿のよう。と「花の日本語(幻冬舎)」に書かれています。

「深草の少将百夜通い」
小野小町の美しさに魂を奪われた深草の少将は、小町に求愛しますが、小町は「100日間私のもとに毎晩通ってくだされば、あなたの想いを受け入れましょう」と約束。少将は99日まで通い、最後の晩、大雪のため途中で凍死してしまうのであった。
深草少将は実在の人物ではありませんが、邸宅跡なども伝えられ、今でも悲恋の物語として伝わっています。

なるほど。小町にはそういう意味合いもありそうですね。
最近はあまり言われなくなりましたが、○○小町なんてまさに愛想を振りまいて、男性の気を惹くけどほとんどの人は虫の様に叩き落されるわけですからね。

「風に揺れ 思わせぶりに 小町草」


最後に、ムシトリナデシコのように花の付け根に粘液をだす花をもう一つ。マウスオンでご覧下さい。

ムシトリビランジ ナデシコ科


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参考までに
posted by ブドリ at 21:37| 東京 霧| Comment(6) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月11日

花菖蒲2(明治神宮御苑)

前回に引き続き、明治神宮の花菖蒲をお届けします。でも、今回は違う視点からの花菖蒲です。

いつもの写真なんですけど、マウスを載せると・・・







元の花と水面に写った花菖蒲の花です。いかがですか?

マウスオン→クリックでどうぞ。


「水に生え 水にも映えし 花菖蒲」


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posted by ブドリ at 22:50| 東京 曇り| Comment(5) | TrackBack(0) | 花歩記 いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする